少しだけ無理してみる。
「少しだけ無理してみるか。」俺はヘルメットの中でつぶやいた。
俺はギアを一速に入れ、静かにアクセルを回した。
(注)演出のため、動画速度を速めています。
だめだ。全く乗れていない。
CBの良さがまるで出せていない。
森君は余裕で背後にピタリと付けてきやがる。
俺は、8.5KmのK1のゴール地点にある駐車場にバイクを滑り込ませた。エンジンを切ると、横に森君がNinjaを止めた。彼もエンジンを切り、ヘルメットのシールドを開け、大きめの声で俺に話しかけてきた。
「R1を追っかけるなんて、到底無理だね。今日はだいぶ冷えるんで、俺帰るわ。」そう言って、森君はバイクを方向転換させると、「お先に!」と言って走り去っていった。
「250にベタ付けされるとは、ショックはショックだな。」俺はひとり呟いて、帰路に就いた。
このブログの内容はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
