オートバイをもう一度(101) | cb650r-eのブログ

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飲茶にしましょう。

 

歩いて5分ほどの、きれいな飲茶店の個室に入る。焼売、蒸し餃子、小さな肉まん、小籠包など、見た目も美しく作られた品々が次から次に出てくる。旨い。ジャスミンティーもすごく合う。有永副部長も狂喜乱舞気味である。
 

俺は富田さんの隣だったが、話題はバイクの話になった。「俺、兵庫の出身なんですけど、学生の時、俺もバイクに乗ってたんですよ。YAMAHAのFZ250 PHAZERなんですけど、知ってます?」
「もちろんだよ。試乗したこともある。すごい速いマシンだよね」
「そうなんすよ。また、乗りたいなー」

その日の夜からは、それぞれの持ち場で頑張った。湯村支店長は支店の外貨資金繰り、平木支店長と俺は廃店申請書類の作成。小川部長は大阪の本部との交渉と連絡。有永副部長は富田君らと四菱銀行香港支店に詰めてくれていた。

木曜日の夜、四菱銀行の会議室に集まった。作成した書類は、総務の室田さんと富田君、そして四菱銀行香港支店の現地スタッフ2名が精査してくれた。

 

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