オートバイをもう一度(84) | cb650r-eのブログ

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今日はいつもと違って賑やかなようだ。

 

あ、すごい。お店に日本のテレビクルーが来ていますよ!(※ ボリューム注意)

 

 

中峰副所長が中国の餃子事情について教えてくれる。「北京、天津、西安といった北の方では水餃子がポピュラーだな。焼き餃子はレストランにはまずなくて、田舎の方に行くと、前日の余った水餃子を翌日お手伝いさんたちが食べる際に焼くこともあるらしいよ。」

食事をとりながら、平賀支店長が最近の上海事情について面白おかしく教えてくれた。その後も、中峰所長や平賀支店長、そして野邊副支店長を交えて、さまざまな中国にまつわる話をしてくれた。その中で、野邊副支店長の奥様が、オフィスのある国際貿易中心ビルを建てた七洋建設の上海事務所長のご令嬢だと知った。
 

ビールの後は、温かい紹興酒が運ばれてきた。平賀支店長は甘い干し梅を頼み、紹興酒を注いだ湯飲みに一つ入れた。紹興酒の入った瓶には、針のように刻んだ生姜が入っている。野邊副支店長の説明によると、紹興酒を飲むとき、日本ではザラメ砂糖を入れる習慣があるが、中国にはない。というのも、紹興酒が日本に輸出され始めた当時、密閉が十分でなく、輸送事情も悪かったため、紹興酒の中身が酸化して劣化し、やや酸っぱくなることがあったという。そこで、日本人がザラメ砂糖を入れ始めた、というのが一つの説だそうだ。
 

 

歓迎会もお開きとなり、ホテルに帰ることとなった。平賀支店長が心配してホテルまで見送ってくれた。

 

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