【1995年当時】
1995年5月2日(火)、ジャイアンツ戦に先発したドジャースの野茂英雄。5回1安打7奪三振で無失点と、鮮烈なメジャーデビューを果たした。
また、1995年6月3日には、野茂英雄が「7度目の正直」でメジャー初勝利を挙げた。
活躍を続ける日本人大リーガーのパイオニアは、もちろんこの人である。
【エバンティにて】
店内の雰囲気BGM(音量注意!)
1995年5月のとある金曜日。小川次長と小笹さんと俺の3人は、いつもの「バー・エバンティ」に来ている。小川次長はいつものジン&イット、小笹さんはビール、俺はモヒートを飲んでいる。
「小川次長。最近、時々昼休みに銀座1丁目の街頭テレビを見ていますよね。何を見てるんですか?」と俺は言った。
「おおバカモン!山本。お前は本当に日本人か!」
「山本、メジャーリーグを知らないのか?今、とんでもない大盛り上がりなんだぞ。」小笹さんが呆れたように言う。
小川次長が言う、「強豪メジャーリーガーの打者相手に『トルネード投法』で三振をバンバン取ってるんだ。」
「はぁ、俺、バイク以外あんまり興味ないもんで…。」
「おおバカモン!山本。Hideo Nomoのような日本人メジャーリーガーは、今後100年たっても絶対に出てこないぞ!絶対だ!」
小川次長がそこまで言うのなら、30年後の、2025年あたりのメジャーリーグでも見に行ってみるか…。
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