今日の本 | 人生真っ只中

人生真っ只中

人生巻き返し、毎日ご機嫌生活を目指しています♪

連休中1冊読んだ。


今回は2016〜2023年の中谷美紀さんのエッセイだ。前回同様とても興味深い話が多くて私の脳みそが生きかえる。


読者としては普段女優さんてどんな生活してるんだろうとかどんな仕事されているんだろうとか、またご主人があのウィーンフィルのヴィオラの方でどのようなご縁で結婚されたのという興味というか好奇な視点で読んでしまう。


さて女優さんもたくさんいる中で中谷さんの仕事への取り組み方ってのはすごいんだなあと改めて感じた。特に私は普段そんなドラマ見ないのであまり気のしたことがなかった。特に監察医としての役作りのために、わざわざ東南アジアまで出向き博物館に行き実際にホルマリン漬けの人体を見たり、監察医の仕事を見てきたりと単に台本読んでるくらいしか思ってなかった私としてはいかに想像力が欠如してるかと同時に、中谷さんの姿勢には目を見張る超えて脱帽。


また興味深いのがご主人のことだったり同じウィーンフィルのメンバーなどのきっと表には出てこない話は同じ音楽を愛する者にとってはもう中谷さんの本読んでよかったと思うところだ。

ウィーンフィルというのは単にコンサートしてるだけではなくて、同じウィーンのオペラの演奏者として両方するので、欠員出たらいきなり当日演奏するというのが当たり前らしい。


またNYから来るソリストが体調不良などで無理ってなった時の別のアーティストの手配はスケジュールやオケとの相性だったりとそういう裏話は面白い。


他にコロナ全盛期の日本への入国や、オーストラリア近郊の国境越え、ロシアウクライナ問題、それ以降の物価高騰とライフライン危機に備えの対策、詐欺未遂の珍事件だったり等身大の中谷さんに親近感がわいた。


多分私はこう本を読みながら、どっか憧れだったり羨ましいという自分のイヤな部分があった。


憧れとか相手にあなたはそうだからとかどっかオタクわねえっていう気持ち、これっている????

えっ!私まだそんなことやってんの!?

無意識にやってるんだよね、私だっせぇよと反省。


話は戻り中谷さんの等身大の普通に困難を楽しみながら生活している人で私の周りにはいないからなんか楽しい。


個人的に中谷の結婚観が好きで、私はあまり結婚したい気持ちはなかったので中谷の相手やその周りとの関係や個々人を尊重し自分スタイルのある生き方に、あ〜こういう結婚っていいよねと自分の価値観書き替えられて気分よかった。