アイーダ | 人生真っ只中

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東京文化会館でのアイーダは大ホール4階席までいっぱいだった。ヴェルディのアイーダ、それも指揮者があのリッカルド・ムーティだ。もう夢じゃないかって思うし、久しぶりに「この地球に生まれてよかったーーー!!!」の連続だった。


マエストロステージ現れた瞬間から感動のあまり泣いた。


初めて演奏会形式というのをみたわけですが、これはいい、実にいい。

確かにオペラのようなセットや衣装や演技というものはないのだけれど、歌手の歌に集中して耳を傾けて聴ける、情熱的な指揮、オーケストラの音楽をダイレクトに味わうことができる。

いつもなら映像で十分と思っていたけれど、ライブの感動は一味も二味も違う。


特に今日はラッキーの5列目ということもあり、指揮者がスコアをめくる紙の擦れる音まで聞こえる。もちろん歌手の歌や表情も感じ取れる。



今回時によかったのは主役のアイーダではなくて王女アムネリス役のメゾソプラノのユリア・マトーチェキナさんだった。もちろん、ラダメス役のルチアーノ・ガンチさんもパバロッティ系の美しいボイスであった。イケボは罪♡


第一幕、ヴェルディの中でもアイーダ聴いているというだけで感動し号泣。


第二幕、あの有名は凱旋の音楽に熱のある歌手の歌に私はヒートアップ。情熱的な指揮のムーティ、これがムーティのマジックか!と瞬間を見た。第二幕終えた時歌手のやりきった感にマエストロがブラヴォーの投げキッスを歌手にする。

みてるこっちが倒れそうだ。もうあの瞬間絶対忘れない!!!


第三幕、ソプラノアイーダとテノールのラメダスの共演。いいはずなのにソプラノが私の好みでないので寝た。


第四幕、前半メゾソプラノの独唱で感動。多分彼女ほんと上手いと思った。今後彼女に目が離せない。最後のソプラノとテノールはヴェルディの悲劇で終わる。


演奏終えて歌手がステージ降りる時私は見た!

ソプラノ歌手には普通挨拶、メゾソプラノには手にキス。ですよねーーー!ヴェルディの曲に忠実なのよ、これくらい身も悶えるくらいの情熱的な歌唱力だった。


カーテンコールは鳴り止まない。私も最後までいた。オケメンバー帰って終わりと思ったら、歌手たち来る、私たちもずっと拍手してる。やっと最後マエストロ登場♡

私もステージ前行って握手というか、手を握ってきた♡すっごくあったかくて、柔らかいのぉ〜♡

とても80過ぎたじいさんにそこまで言える自分すらわからない。