ナポレオン&マリー・アントワネット | 人生真っ只中

人生真っ只中

人生巻き返し、毎日ご機嫌生活を目指しています♪

朝10時から午後3時まで映画二本立て。我ながらよくやるよって思う。


去年公開のナポレオン


見る人によって感想変わるんだろうなと思う作品だった。

オープニングがマリーアントワネットの断頭台、それも下品な女になっててびっくり。昨日カルメル会みたばっかでリンクするが断頭台シーンってあんな美しいもんじゃないよね。

私的にはナポレオンのエジプト遠征の部分が興味あるんだけどあまりそのシーンはなかった。皇帝になった戴冠式のシーン、あれはダヴィットの絵のまんまでびっくり、そしてちゃっかり絵描もチラッと写ってる。今っていくらでも似せることができるのよね。ずっと戦争シーンばっかでナポレオンの本でも読もうかなって感じ。作品ナポレオンへの敬意感じられず単にディスったのように映った。革命時はヒーローでも時間経つと空気読めない感じになってない?そうよね、きっと空気読めないくらいが歴史に名前残す人なのかもしれない。だけど最後まで英雄っぽくしててほしいかな、個人的意見だけど。


今日はこっちがお目当てだった。

2006年の作品。当時これ見なかったし時々テレビでもあったみたいだけど過去見なかった。だってもう話知っちゃってるし、今さらって思ってた。


今回はソフィア・コッポラが監督だったと知り、そうなれば話は別で見よう!となるから不思議だ。


昨日もそう思ったんだけど、題材がフランスならフランス語でやってほしいと思う。大学生の自分なら英語でよかったのが今はフランス語だとかイタリア語だとか言ってる自分ってあれから時間経っているんだなあと思う。


さてさっきのナポレオンで見た断頭台シーン、先週見た映画ジャンヌ・デュ・バリー夫人やルイ15世の最期のシーンとデジャヴ?はじめはフランス語がいいと思ってたら映画見てるうちに楽しくなってどうでもよくなった。同じ題材でも監督違うとこうも変わるらしい。マリーアントワネットが急にアメリカの女子高校生くらいの青春グラフィティーくらいの映画でロココなのにPOPな衣装の数々は度肝抜く。ロココカッコいいくらいに思う。

途中フェルゼン伯爵も出てくるが、フェルゼンが崖の上で白い馬に乗ったシーン、マリーアントワネットが妄想したシーンがダビットのナポレオンの有名なの絵っぽいにはなんともユーモア。


ストーリーの最後は亡命するため馬車乗ってヴェルサイユから見た日の出のシーンで終わった。あ〜ここで終わらせるんだぁと絶妙さに感動した。


題材は普通にフランスの歴史なんだけどなんかとても清々しい映画になってた。