一度はちゃんと見てみたい本阿弥光悦の作品。
たまにちょいちょい見てふ〜んという感想しかなかったが、今回のようにたくさんあると見応えあっていい。
平日現実社会のどっぷり浸かっていると、こういった美の世界入ると生き返る。
トーハクでチケット買ったらなんと遮光器土偶!
大吉!
これは本の栞にちょうどいい。
さて、本阿弥光悦。
何がいいかなんて言葉ではうまくいえないが、美しいとしか言えない。それ見てもびっくりする。
蒔絵硯箱だが、あれを立体的にするって何?和歌だろうか、わざわざ紙に柄をつけるって何?あるようでないような発想、無駄ではないけれどそういうところの美的センスってやっぱり素晴らしい。
私はあの筆がいいと思った。文字はなんて書いてあるかは読めない。しかし、細いところもあれば太い部分もある。普通なら同じ太さにしそうなのにあえてそうする、女性性と男性性が混ざった感覚ってアートな感じがいいと思った。
本阿弥家に生まれたことといい光悦さんもなかなかな人物、こういう人って小さい時からもうすでに出来上がってたんじゃないだろうか?
今度は本阿弥光悦に興味持ちはじめた。本でも買おうかとだいぶ迷った、しかし明日図書館行くので探してみる。
私が一番いいなと思ったのは、俵屋宗達の絵があった本阿弥光悦の筆、和歌?かしらね。
いや〜どれもこれもいい作品だったわ、久々に唸りながら見ることができた。光悦の作品はなんていうかさ、天に近い感じがします。神は細部に宿るというかさまさに神業。
最後
一生涯へつらい候事至るて嫌ひの人
本阿弥行状記
なるほどね〜。
明日図書館いって本探してみよう。
なんか広がりそうだなあ。