暑い日にはビールなんだけど | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 今日は本当に暑い一日でした。それが月曜日に仕事が入っていたのをその日が雨だったので、今日に振り替えていたのです。という訳で今日は朝から草刈りをしていました。一日汗を掻きながら働いていたので、熱中症対策に水分補給は欠かしませんでした。そして終わって家に帰るときに思っていたのは、冷蔵庫に冷えているエネルギードリンクを飲もうでした。

 

 かつてはこんな時にはただひたすらにビールが飲みたい、だったのですが13年の断酒のありがたさですね、とりあえずはビールの呪縛から解き放たれたようです。

 

 それでは私にとってのビールとは・・・・

 

 初めて飲んだのは、幼稚園児だったときです。当時は自宅で宴会を開くということがよくあって、親もほどほどに酔いがまわってきたころに、「僕もお酒が飲んでみたい」なんて言うと少しは嘗めさせてもらえたのでした。そこでお酒と言うものは美味しいと知りました。そこでビールも嘗めさせてもらったのですが、これは苦くてちっとも美味しいと感じませんでした。

 それ以来ビールはまずいと思い続けて、大学生になります。大学生になるとおおっぴらに酒が飲めるようになって、その時久しぶりにビールを飲みました。そしてまずくはない、むしろおいしい、そう思いました。子供の舌から大人の舌に変わったのですね。

 その後普通にビールを飲むようになりました。しかし認識は、飲んでもあまり酔えない弱い酒、と言うものでした。だから、乾杯にはビールを飲むけど、すぐに日本酒にチェンジしていました。

 そして酔えない酒→酔わない酒→酒ではない飲み物

と言う認識の変化があって、本来酒を飲むべきではないときでも、ビールならと飲む飲み物になっていきました。そして、休日の昼食は当然、仕事があっても、ビールぐらいは、と平日の昼間にもビールを普通に飲むようになりました。

 

 いつの間にか、酒を飲んではいけない場合でもビールならと飲んではいけない場面でも飲む酒に代わっていったのでした。まあ田が手どんな場合にでも酒を飲むようになるのですが、酒がいけない場合に飲む酒としてビールが飲まれ、そして、「まともな人」なら飲まない所でも酒を飲むという習慣の先兵にビールはなっていったのでした。

 

 しばらく断酒を続けたおかげで、今は喉が乾いたらビールなんてことも思わなくなりましたが、のど越しのあの官能的な刺激は、いまだに断酒の敵だと思っています。


 ランキング投票用のバナーはサイドバーに設置してありますが、リンクもつけておきます。