一昨日だったか、シルバーの仕事で、保育園の掃除をしていたのです。子供のお昼寝が終わるとか、職員室を開けれる時間が限られているとかがあって、割りと手待ち多かったのです。まあ待つしかないので、一休みして、雑談などしていました。
シルバーですから年寄りが多いので、仲間の病気の事なんかよく話題に出ます。誰それが○○がんでしばらく休んでいたけど、最近復帰したとかそんな話をしていて、「最近はがんと言っても、あっさり治療ができるんだね。やっぱり最近は、いい薬ができてきたんだろう」そんな風な話がされている中、「がんにはいい薬ができても、あほ を治す薬はできないなあ」なんて言っている人がいる。
そこで私もその話に加わったのですが「そりゃあ、あほ を治す薬は雄簡単にはでけへんよ。そんな薬ができるのだったら、僕のアルコール依存症を治す薬もできるはず。どっちも頭の中が壊れているのを治すだけに、そうは簡単にできないんですよ」
実際のところアルコール依存症を治す薬なんて言うのができたら、また、好きなだけ酒が飲めると思えば、その薬を何が何でも開発してほしいと思うのは当然なのです。でもそんな薬がそう簡単には出来そうにないということもそうそうできます。
大体アルコール依存症と言うのは精神病であって、人の精神が病んでいるのです、人格の歪とでとも言えそうです。人格の歪を治すということはすなわち人格をひん曲げることですから、そんなことは出来そうにもないと思えます。
まあそれでも、人間の英知と言うのは信じられないことも成し遂げるものですから、何時しかアルコール依存症を治すこともできるのかもしれません。でもそれって「あほ」を治すのとかなり似たようなことだと思えます。
きっと「あほ」を治せるようになればアルコール依存症も直せる。逆にアルコール依存症の治し方が判れば「あほ」も直せるのではないでしょうか。
でも「あほ」が治るとは思えないだけにアルコール依存症も治ることは無いのでしょう。