甲状腺嚢胞の治療 | 断酒てへ日常

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 ことは4年前にさかのぼります。食道がんが胃カメラで見つかって、治療することになったのですが、そこで、その周辺の検査にCTを取ったりしていると、甲状腺に異常が認められたのです。癌の近くの組織ですので、転移などの可能性もあって、色々調べられたのですが、単に漿液がたまって腫れあがっているだけと言う結果になりました。

 ただその後も、だんだん甲状腺は膨れ上がってきて、昨年の夏には食道や気管も圧迫するようになってきました。そこで再度調べてもらったのですが、まあ様子見をしようと言うことになり半年後に再検査となっていました、そして今日がその再検査なのです。

 

 現在の症状は、なんだか首から胸にかけて、邪魔なものがあって、首を廻したりするときに抵抗感があるという状態です。前回の検査では、針を刺して吸い出そうとしても、溜まった漿液の粘度が高いので抜くことができない、そうなるとアルコールを注入することで、液の性状が変わって抜けるようになる、とのことでした。

 だから今度はそのアルコールの注入をして症状を緩和してもらうつもりだったのですが、今回もまた、注射器で抜こうと試して(3回目だ)やっぱり粘度が高いですね、なんて言われました。だからそのアルコールを注入してと言うのをやってほしいと頼みました。

 それではそれを進めましょうか、と言うことになって、説明を受けたのですが

 この書類に依れば、病名:甲状腺嚢胞 療法名:エタノール局注療法 と言うことで、内用液を吸引してはそこにエタノールを注入する、1~2か月置いて吸引、そしてそこにさらにエタノールを注入と言ったことを何回も繰り返すのだそうです。何とも悠長な療法ですね。まあざっくり切り開いてと言った手術をするのに比べればはるかに体にかかる負荷は少ないわけですがこんなに期間がかかる療法だとは前回の説明では思っていなかったので、今日説明されて、先が長いなあと、ちょっと憂鬱になってしまいました。

 どうやら医者も何度も手間をかける面倒な治療と言うことで、あまりやりたくなかったのでしょう。半年前に説明はあったものの、とりあえず様子見と言った訳がやっとわかったというものです。

 とりあえず今日は患部付近のCTを取って、次回の予約をしました。2週間後です。次回はちょっとアルコールを注入するだけになるだろうという事です。まだまだ先は長いことになるようです。

 

 今回の病気は、生活に大きな障害があるわけでもなくさらには致死的なものでもありません。でもこういった体の不調が現れてくるのは体の老化と、長年の大量飲酒の結果なのでしょうね。

 年を取るとはこういったものなのかと思いつつも、まだ無事生きていることを喜びたいと思います。


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