生活保護の医療扶助のこと | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 断酒会に来ている人でそれなりの人が福祉のお世話になっています。酒に囚われて、どうしようもなくなった結果、断酒するに至っている人たちなので、十分な収入を得ることができないからです。

 そしてその場合、医療扶助として、断酒会例会への出席の費用などを出してもらえます。例会に出席しなければ、断酒を継続するのが困難なわけで、それは当然のことだと思います。ただこの手の扶助はその項目が扶助対象かの判断が福祉の担当者に委ねられているところがります。

 

 今日の体験談で、担当者から「例会に出るのはいいのだけど、毎日出なければいけないの?」こんなことを言われたという話がありました。断酒会に所属していても普通その会の例会は週1日です。実際週1日の出席で、断酒を継続できている人もいます。体験談氏の住所がちょうど私が入院していた病院のある所で、その病院の先生に尋ねたところ「週一回で」とか言う答えを得たということもあったようです。きっと先生は週1回で断酒できている人もいる。そんな表現をされたのではと思います。

 

 しかし、自分が飲酒欲求に耐えるにはどれだけのことをすればいいのか、と言うのは全く人それぞれの事なのです。私は退院直後週4~5回程度の例会参加でしたが、なんだか頼りなく感じるというか、自信が持てず、週7回参加することにしてそれを7年は続けたのです。さらに昼例会とかも組み合わせて、週7回以上参加している人も結構いました。その人たちはそれだけ例会に参加しないと、スリップしてしまうのではと言う危惧を感じていたのです。

 

 だから他人があなたは週に2~3回も例会に出れば十分でしょうなどとは言えるはずもないのです。予算が足りないからなのかどうかはわかりませんが、例会参加を減らせというのはアルコール依存症で断酒しようとしている状況と言うのを理解していないとしか思えません。

 

 とは言ってみましたが、出席証明を偽造して、交通費を不正受給を受けている人もまたいるようですけどね。


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