例会に参加してほしいです | 断酒てへ日常

断酒てへ日常

断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 私は今は自分が所属する会の3つの支部の例会に参加しています。かつては毎日例会をしていたのに比べると、かなり寂しいですが、まあそんな状態です。

 

 それで先週の金曜日、ある支部の例会に参加しました。そこで、始めて断酒会の例会に出るという人が来ました。住んでいるところも、市内で普通に入会するならこの会ということになるでしょう。

 その人はかなり状態は悪いようでした。最寄りの病院に入院したものの、じきに退院してしまったのだけど、また、大阪府下の別の病院に入院して今度は一応3か月入院していたものの、退院したその日にすぐに飲酒してしまったとのことでした。

 体の具合もすでに肝硬変と診断されているそうです。不本意な入退院をしたものの、やはり酒を止めないとまずいとは思っているのでしょう、何とかならないかと、例会に出てみた、というところだったようです。

 当会では、無理に入会を勧めず、様子を見て納得が言ったら入会してください、というスタンスで新規の人には対応しているのですが、この人は先週の時点で、入会すると言って入会届を書いて入会金も払い込みました。それで来週も同じ曜日同じ時間に来てくださいと言って先週は終わったのです。

 

 それで今日の例会で、先週の人は来るだろうか、開始時間も迫っても来ないので、まあ、まだ酒が止まっているわけではないし、つい飲んでしまって、酒が残っている状態では顔を出しづらいということもあるだろうし、今日は来ないのでは・・・・なんて言っていたら果たして、姿を現しませんでした。

 多いんですよね、入会手続きはしたけど結局それっきりで、続かない人って。会長のハンコや書類の類を入れて、代々会長に引き継がれていくカバンがあるのですがその中に、入会時点で、全断連から入会金と引き換えに出された、バッチがいくつもたまっています。入会金は払ったけどそれっきりで、例会に出てこず、バッチを渡せなかった人が何人もいたという名残です。

 

 最初、断酒会に入会した時は、たまたま素面で、これから断酒会で酒を止めていこう、そう思って入会手続きもし入会金も払うのですが、次の週の例会の日にはつい酒を飲んでいて、酒が残っているから、出席するのはひかえておこうと思足り、そもそも例会に火を忘れたりして参加しないと、さらに次の週になるともう敷居が高くなっていくづらくなってしまってそれっきり、そんな流れなのだと思います。

 最初は「誰かと連れ立っていくとか、会の方からもさりげなく促すようなことをしないと、最初の内はちょっとしたことで、参加しなくなってしまいがちなのでしょう。

 

 初めのうちのちょっとした心理的蟠りを「断酒する」という強い決意で、乗り越えてほしいのですが、そこが大変なのがこの病気であり、乗り越えなければならない所なんですね。


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