今日は大阪府断酒会の理事会です。私は昨年度で理事職からは離れたのですが、監事なので理事会には出席しなければなりません。我が家から事務所のある八尾南までは電車、地下鉄を乗り継いで1時間半、オートバイ(スクータ)を走らせると、片道40kmを行きの夕方の時間帯なら1時間20分程度、帰りの夜8~9時ごろの時間帯なら1時間弱で移動できます。
という訳で、オートバイを走らせたくなります。今日午前中に確定申告の書類の提出に隣の市まで行ったときはかなり暖かかったので、夕方から夜にかけてでも快適に走れそうだと思っていました。それで衣類も軽めで行こうかと思たのですが、夕方になってちょっと気温が下がり始めたので、ちゃんと防寒服と、オーバーズボンという真冬装備で出かけました。
行きはよいよいという訳でもないのですが、まあ快適に走って事務所までつきました。いつもの会議も滞りなく終わって、帰ろうとしたら、なんと雨が降っています。どうやら天気予報も雨だったようなのですが、昼間は曇ってはいたものの雨も気配もない天気だったので、すっかり失念していました。雨とわかっていたら時間が掛っても電車を乗り継いで出かけたのですが、行きは雨の気配も感じなかったので、失念していました。
それほど雨脚は強くは無いのですが、路面はしっかり濡れています。オートバイはスリップしたらこける乗り物です。濡れた路面では、横向きのGに対する踏ん張りは期待できません。車体を大きくバンクさせるような走り方をしたら、スリップしてこけてしまいます2輪で雨が怖いのは濡れるからではなくて、こけやすいからなのですね。
という訳で今日の帰りはいかに横Gがかからないように走らせるかそれだけに神経を集中して1時間夜道を走ってきました。いつもなら、適当に車の隙間をすり抜ける走り方をするのですが、今日はひたすら、ほかの車の後ろについて無理な速度も出さないように走ってきました。
おかげさまで何とか事故もなく家までたどり着きました。しっかり着込んでいたし防寒着もまだ新しくて防滴加工もしっかり効いていたので、雨がしみ込むことも無かったのがありがたかったです。それでも、雨の所為か、体感温度もかなり下がっていたので、これで体が濡れていたら、かなり悲惨だったと思います。
まあ何とか無事に家まで戻れたのですが、70歳を超えた年寄りが雨の夜道を1時間もオートバイで走るなんてことはするものじゃないなとつくづく思いました。「もう全然若くない」のですから。