汚いタイトルで申し訳ありません。まあその手の話です。
一週間前に大学時代のクラブの仲間と久しぶりに出会って、当時のことをいろいろと思いだしていました。まだ20歳になるかならないかくらいの頃からのことで、クラブでの飲酒は、私の飲酒の初期、酒を覚え始めたころの飲酒だったのです。ですからまだアルコールに対する耐性が全くありませんでした。したがって、ちょっと飲み過ぎるとすぐにべろんべろんに酔っぱらってしまっていました。
耐性が無く、すぐ酔っぱらって、身体はさぞかし胃の中に残っているであろう酒も体外に排除しようとしたのでしょう。ちょっとのみすぎるとすぐに戻してしまいました。嘔吐、吐しゃ物、要は反吐をあちらこちらに吐き散らしていました。
何分酔っぱらっているものですから、まともな行動ができない、公共の場を汚してはいけないなんてことにも思い至らないのです。
クラブの活動で覚えているのは、入った年の年末年始に九州で年越しをしようと、鹿児島県の離島「甑島」に行ったときです。そこには地酒の「ゆり」という焼酎がありまして、初めての焼酎の洗礼を受けました。民宿に泊まっていたのですが、そこで散々飲んで、気分が悪くなってトイレまではたどり着いたものの、トイレを散々汚してしまって、翌朝見ると、トイレは洗ったのか水浸しになっていました。
ある日同呑んだのかは憶えていないのですが、昼間ひどく酔っぱらったままに駅のベンチで寝っ転がっていて、気分が悪くなり、そのまま駅のホームの床に吐いてしまいました。ちょうどとやってきた、掃除のおじさんに「何をやってくれたんや」と非難されましたが、ベンチに寝たままで「すんまへん」としか言えなかったなんて記憶もあります。
当時はちょっと飲み過ぎるとすぐに気分が悪くなり、そのまま嘔吐していたので、吐しゃ物をそこいらじゅうにまき散らして、さんざん迷惑をかけていたものです。学生時代はずっとそんな調子だったのですが、就職して習慣飲酒になったころから、吐かなくなりました。我ながらに「強くなったものだ」と気を良くしてますます大酒を飲むようになったのですが、何のことは無い、耐性がしっかりついて、より多くの酒を飲まないと酔わなくなっていっただけで、着実にアルコール依存症に近づいていたという訳だったのでした。