運転免許返納のことと飲酒運転 | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 先日大学時代のクラブの記念大会に出席した話を書きました。出席者は幅広い世代からあったのですが、当時からの知り合いともっぱらに話をしていました。そうなると同じぐらいの年齢層なわけで、もう70歳前後です(まあお互い年を取ったものだなあ)なんて思っているわけですが、年齢にかかる話で、私が先日免許の更新をした時には「老齢者講習」を受けさせられたという話には皆興味深々だったようです。更新時に70歳を超えているのが条件ですから私のようにまさに70歳で受ける場合もあれば、74歳になって初めて受ける人もいるわけです。

 

 老齢者講習の案内には免許の返納の案内?勧め?も一緒にされています。老化が進んで、反射神経などが付いていかないと思う人は、免許を返納して自分では運転をしないという選択もありますよと言うところでしょうか。

 私が住んでいる大都市近郊で電車バスなどの公共交通機関が発達しているところならば、ほぼどこへでも公共交通を乗り継いで出かけることができますから、免許の返納も現実的なのですが、大都会近郊以外の場所、日本の国土の大部分がむしろそうだと思うのですが、車を運転できなければ、生活が成り立たない場所と言うのが多いのです。

 

 昔は国鉄もローカル戦も多かったし、バスもとんでもない山奥でも路線があったのですが、自家用車が普及するにしたがって、ローカル鉄道やバスのローカル路線はどんどん廃止になって、自家用車無しでは生活が成り立たなくなってきています。そんなところで、免許の返納をしてしまうと生活できなくなってしまうのです。それで、過疎部落の消滅とかそんなことが進んでいるのも事実でしょう。

 そこで思う事なのですが、高齢かもさることながら、車の運転ができなければ生活できないという状況はアルコール依存症にとっても生活困難と言うことになります。アルコール依存症患者は、人口の1%程度は存在するはずです。自家用車必須な土地に住むアルコール依存症者はどのように生活しているのでしょうか、取り締まりの頻度が低いことから、取り締まりの目をかいくぐって、飲酒運転をしているのでしょうか、それで問題にならないのですかね。まあそもそも人口密度も低いので、交通量も少ないから、顕在化する事故も少ないという事なのでしょうか。

 

 実態はどうなっているのでしょうね。


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