ブラックアウトする怖さ | 断酒てへ日常

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断酒を続けること、そのために断酒例会に毎日出席を続ける日々

 酔っ払いの症状にブラックアウトと言うのがあります。 まあいつものように大酒を飲みます、そして目が覚めると、自分の寝床だったり、あるいはとんでもないところだったりするのですが、いずれにしても、前夜の記憶がありません。飲み始めとか、飲んでいる途中までは記憶をたどれるのですが、それ以降どこでどれだけ飲んだのかとか、それかどんな行動でいま目が覚めたところまで来たのか画さっぱり思い出せないのです。

 

 記憶がないからと言って、記憶が途切れたところで意識を失ったのかと言うとそうではないのです。後日そこに居合わせた人に訊けば、ちゃんとまともに受け答えしていたということで意識はあった様なのです。

 ただどこかの時点以降の記憶が残っていないのです。

 ただ、記憶がないだけにその間何をしていたかが大いに不安です。誰か人に迷惑をかけたりしていないか、とか何かとんでもないことをしていないかです。その間に物を亡くすということはよくあったので、目が覚めたときにはいつも身の回りのものを確認したものです。まあ幸いにも致命的な紛失物は無かったの江は良かったですが。

 

 一番問題なのは誰かに迷惑をかけていないかです。散々酔っぱらっているのは間違いないのですから、迷惑をかけていないはずはないのですが、その程度がわかりません。ちょっとしたことなら、すぐに謝ればいいのですが、誰にどんなが判らないと、それもままなりません。

 という訳で、ブラックアウトの翌日は、前夜に迷惑をかけていそうな人を避けまくることになります。迷惑をかけているのに謝罪の一言もないのか?と言われたら、全く弁解の余地もありませんから逃げるのです・・・・

 前日車で外出していて、気が付いたら、家にいて車も車庫に戻っているということもありました。全く記憶が無いのですが泥酔しながら車を運転して家まで帰っているのです。よく事故を起こさなかったものです。私の体験ではないのですが、朝目が覚めたら、車がぼこぼこになって車庫にあったなんて話があります。どんな事故を起こしたのでしょう、人身事故は無いのでしょうか、これは恐ろしいことです。

 

「あなた昨日は散々酔っぱらって酷かったのよ」「記憶にございません」
 
 酔っ払いの無責任の極み。まさに酒害です。

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