もう2か月くらいにもなるでしょうか、何か違和感があるのですね。引っかかっている感もあるのでつい咳払いなんかもしたりしています。喉のあたりと言うと、酒のみでさらに喫煙者であると、いくら注意しても注意し過ぎることは無いのです。
酒を飲むと体内で分解されてアセトアルデヒドという物質になります。これは油外物質で、発がん性物質ですらあります。酒を飲み過ぎて気分が悪くなるのは個々の物質が原因です。有害なので、体内ではさらに分解されて無害な二酸化炭素と水になるのですが、分解されないままの時が怖いわけです。
体内にあるときにはやがて分解されるのですが、吐いた息にもアセトアルデヒドは含まれます(あの熟柿臭がそれです)寝ているときなど吐いた息ががのどのあたりに滞留しています。体の外なので分解されずにそのままあるわけでこれが。喉や口腔内を侵します。発がん物質なのでそれが癌につながります。喫煙者だと、タバコのタールが相乗効果となり、その危険性は数倍にも跳ね上がるそうです。
私が患っている食道がんも同じプロセスの結果かもしれません。ほかに喉頭がん、咽喉癌、舌癌などがあります。断酒会では声帯のない人を一般社会よりはるかに高い頻度で見かけます。これは喉頭がんで声帯を取ってしまったからです。声を失ってしまうのはとてもつらいことだと思います。
アルコール依存症になるほど酒を飲んでかつ喫煙者だった私は、口から喉にかけての癌にいくら気をつけてもし過ぎることは無いと思っています。だから別に生活に支障はない症状でも耳鼻咽喉科に行ってきました。
内視鏡による検査もしてもらい、かつ以前食道がんの予後検査で甲状腺の腫れが指摘されていたという話をしたら超音波断層検査もしてくれました。結果は特に異常な点は見つからなかった、様です。
嚥下障害が少しあると申告してあったのですが、それに効く漢方薬を処方されました。特に治療するほどのことは無いという事ですね。まあ何もなくてよかったという事なのですが、かかった医者がやぶで見落としているということは無いだろうか、というのが私の不安です。
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