飲む打つ買うは男の甲斐性だそうです。
今日の例会では、賭け事の話が出ていました。ギャンブルも依存の対象になりますから、依存体質のアル中はギャンブルにものめり込むことが多いようです。しかし、賭け事はしょせん胴元がもうかるシステムになっていますから、トータルではもうかるはずがないものです。にもかかわらずのめり込むと、結果は借金ができて、それを何とかしようと、またかけに出てその借金を膨らますだけになってしまうようです。
買う、ということについてはほとんど知らないのです。まあお金を出せばそれなりにきれいどころがちやほやしてくれるのですが、しょせんは疑似恋愛であってほんとうの恋愛ではないにもかかわらず入れ込んでしまって、さんざんお金をつぎ込んで、これも借金ができるばかり。ということです。お姉さんがお相手してくれるお店は酒を飲むという目的ではあまりにも金がかかるものですが、それにはまる人もいるようです。
私は男ながら甲斐性なんてありませんが、仕事をするだけではあまりにも寂しいからとちょっとはそんなこともやってみたいと思うのだけど 「賭け事も、女も裏切るけど、酒は裏切らない」 だから「酒を飲む」なんてもっともらしいことを言っていました。
実のところは、ヘタレなもので女の人とは慣れ親しむことができなかったし、賭け事の方は18歳ごろ何度かパチンコをやってみたけどちっとも勝たなかったのです。だから、「勝てるかもしれない」なんて気が起こらず、やりたいと思わないようになってしまったのです。
そんなわけで酒だけが残ったわけですが、立ち飲みや大衆酒場で飲む酒が嗜みと言えるかはよくわかりません。それでも、飲んで酔っ払ったときの解放感が好きだったのか飲み続けたわけですが、結局酒と言うものをなめていたのでしょう。アルコール依存症と言う手ひどいしっぺ返しを受けてしまって酒にも裏切られてしまった、というのが私の半生です。
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