最も早く村名を名乗ることが許されたアペラシオンでもあるヴィザンは、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュの北東部に位置する。畑は村の周囲の平地や丘斜面に広がっており、大きな石がゴロゴロと転がる赤い粘土石灰質の土壌とミストラル(乾燥した強い北風)の影響を受けた地中海性気候が、滑らかでジューシーな果実とふくよかさ、そしてフィネスを育む。かつてのローマ法王領であり、テンプル騎士団もワインを造っていたという由緒正しい土地だが、近年元詰めをする生産者は非常に少なく、栽培されたブドウのほとんどは協同組合に買い取られていた。テンプル騎士団の要塞兼農園だったというバスティードも例に漏れず、フランス革命時に敷地の一部が破壊された後はワイン造りが衰退していたが、1989年にボワイエ家の手に渡り復活を遂げる。
古くからのブドウ栽培家の家系に育ち、農業エンジニアとしてフランス各地で技術指導を行ってきたベルナール・ボワイエは、兄弟が興した醸造所を手伝う内に自分自身のワインを造りたいと強く思うようになった。彼は自らの夢をバスティードで実現させ、バスティードは彼のおかげでワイン造りという伝統を取り戻した。ブドウ栽培はビオロジックの手法を目指しており、化学薬品を使わず、できるだけ花や木を植えて昔ながらの周囲の環境を整えている。一方で、技術指導者という経歴を活かし必要であれば最新技術も導入しており、温度管理ができるステンレスタンクはもちろん、熟成タンクに微量の酸素を送り込みタンニンをまろやかにするミクロブラージュの装置も備えている。
収穫前や収穫中にブドウの糖度、PH値、熟度を比べながらどの区画のブドウを摘むか決めるという姿勢にも表れているが、バスティードのワインの魅力はなんといっても絶妙なバランス感だ。甘みがしっかりのったジューシーな果実味。しかし、果実一辺倒ではなく確かな骨格を備えている。過度の固さや渋みはなく、口にした瞬間「旨い!」と声に出してしまうような素直なおいしさに満ちている。現在ワイン造りは息子のヴァンサンに託されたが、その魅力は変わらない。ヴィザン全体で300haを超える栽培面積に対し元詰めをする生産者はまだ少ないが、ここ10年で10以上のワイナリーが新たに設立されたという。ヴィザンの評判は徐々に高まっており、20年以上に渡ってそのポテンシャルを世界に発信してきたバスティードの功績は大きい。
~上記はインポーター資料より~
このワインの地方名AOCはリアル・ワイン・ガイドの
旨安大賞を受賞したんだけど、
格上の村名AOCをテイスティング。
・・・理由は...
地方名AOCの旨安大賞が
まだインポーターから納品されてないから

色調は黒みがかった、濃いルビー色。
The葡萄って感じの美しいルビー

香りはオーク、凝縮された黒い果実、乳酸。
かすかにゴムのような香りも。
味わいは、陽射しをたっぷりと浴びた、南国の果実、ジャム。。。
。。。凝縮感ある甘い黒いリッチな果実味のインパクト!
しかし、それだけで終わらず、
しっかりと酸も感じ、微量のスパイス、
骨格もしっかりバランス良!
アフターは甘さから先行した印象を→酸→ほろ苦さで
うまくまとめている。
これは初心者でも美味しく飲め、
少し飲みなれた方でも、価格と味わいに納得!

買いです!!
・・・先に地方名AOC飲むべきだったな...
