35年前のオーディオコンポ復活!! | キャバリア マリーとララ ララとルル ルルとリラ

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とうちゃんのロードバイク走行記録を中心にしたブログです。

いつもとは違う場所にマリララ集合です。
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背後はとうちゃんが独身時代に買い揃えたオーディオコンポで、20年間眠りに
ついていたものを引っ張りだしました。
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この古いオーディオコンポが出現したきっかけは、昨年12月の初めに始めた
家の中の不要品の処分です。
年内には片付けるつもりが年が明けても作業が続く始末で、やっと本日
終了となり家の中はスッキリしました。

片付けの最後の大物がこのオーディオコンポ。
書斎兼オーディオルームであったはずの部屋がいつの間にか物置部屋と化し、
オーディオコンポは一番奥に追いやられてしまいました。

その原因は、20年ほど前にミニコンポを購入したためで、それ以来大型の
オーディオコンポは遠ざかってしまったのです。

それから10年前後の10年前に気まぐれでCDを聴こうとしたところ
CDプレーヤーのトレーの動きが渋く出たり出なかったりで、それ以来完全に
これらのコンポは死蔵品になりました。

そして先週の始め、オーディオラックの前の物を片付けたところで10年ぶりに
オーディオコンポとご対面。

懐かしくてプリメインアンプの電源を入れてみました。
一番の心配はボリューム、最初は少しガリガリ音が出たものの何度か回しているうちに
無音になって一安心。

次にCDプレーヤの電源を入れてみます。
開閉スイッチを押すも予想通りトレーは出てくる気配なし。

次にレコードプレーヤーの電源を入れました。
10数年ぶりに回したレコードは問題なく再生。
久し振りに聴いたレコードの音はCDよりも臨場感が溢れる感じです。

ところが翌日もう一度レコードを回してみたら音が出ません。
カートリッジを取り外してみると ・・・
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ビックリポン、レコード針がすっ飛んでいます。
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このカートリッジはヤマハのMCー5。
針交換のできないカートリッジで、針相当の価格でカートリッジごと交換してくれる
はずでしたが35年前の製品はとっくの昔に生産終了。
MCー5は永遠の眠りにつきました。

カートリッジは35年前に2個買っていてもう一つがこれです。
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オルトフォンのMMタイプのVMS30 MK I I。
こちらは2時間くらいしか使用していないので新品同様です。
しかし、35年の経年変化はどの程度か分かりません。
今のところはしっかり音を拾っています。
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続いてチューナー。
これも問題なくバッチリFM放送を受信。

最後にカセットデッキ。
カセットテープなんて何年ぶりに手にしたことか ・・・
これもちゃんと再生できました。

とうちゃん、CDプレーヤ以外は健在なコンポにこれらのコンポを再び使おうと
積もり積もった20年分の埃を取り払いました。

綺麗になったコンポをラックに戻そうとしたところ、35年間コンポを載せ続けた
ラックは疲労が激しく、アンプの棚は反りが目立ち、レコードを置いていた所は
ボコボコです。
背面をみると側板に大きなひび割れまであり、これ以上の使用を断念しました。

ラックが無いことには収まりがつかないオーディオコンポ、新しいラックを購入
しました。
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埃や汚れを落としたら昔の輝きを取り戻したコンポの機種を紹介しましょう。

プリメインアンプはサンスイのAU-D707F 。
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山水電気 ・・・ 消滅してしまいました。

アンプの上にあるのがチューナーでテクニクスのST -S4。
スリムタイプのデザインに惹かれました。

レコードプレーヤーはビクターのQ L ーY 7。
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トーンアームが決めて。

スピーカーはヤマハのN Sー1000M。
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コンポの選定で真っ先に決めました。

以上が35年前(1981年)に購入したコンポで、1984年にCDプレーヤが
加わります。
ソニーのCDP-502ES
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CDプレーヤの下にあるのがカセットデッキ。
学生時代に購入したカセットデッキの調子が悪くなったため、1986年頃に
購入しました。

CDプレーヤだけ動かないのが癪なのでトレーが出てこない原因を探るため中を
チェック。
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原因はトレーを駆動するためのゴムベルトが伸びきってスリップしていたことです。
指でアシストしてやると動作しました。
CDを装着するとちゃんと再生することを確認。
ベルトの交換をしたら正常に動作しました。
このベルト交換については別の機会に報告します。

以上のコンポは全て30年以上前の昭和の産物。
学生時代はオーディオ全盛期でしたが、高級品には手が出ず指をくわえるしか
ありませんでした。
社会人となり希望の製品を買えた時の喜びを思い起こして、復活したコンポを
再び愛用していきます。

40年前の学生時代はレコードとテープくらいなもの。
「エアチェック」 ・・・ 懐かしい言葉を思い出しました。
廉価版でも気軽にLPレコードを買えなかった貧乏学生はFM放送を録音しまくり
でした。

音源もアナログからデジタルへ ・・・
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こうして見るとLPレコードの巨大なこと。

デジタルもアナログも楽しめばいいのです。
AUX端子が空いているのでiPodを接続できるようにしました。
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これで古くて新しいオーディオセットとなりました。
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ララはスピーカーと一体化しているよう ・・・
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ビクターのレコードプレーヤーには聞き耳を立てるワンコでしょう。
(若い人にはわからないだろうな)
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本日ミニコンポと聴き比べをしましたが音がぜんぜん違います。
片付けがきっかけで復活したオーディオシステム、使える限り使い込んで
いきましょう。