坂は上らなかったけれど サケ上る | キャバリア マリーとララ ララとルル ルルとリラ

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とうちゃんのロードバイク走行記録を中心にしたブログです。

久し振りに利根川を下流方向に走行してみました。

埼玉県内の利根川自転車道は景色の変化に乏しいサイクリングロードです。
妻沼のグライダー滑空場を2kmほど過ぎたあたりからの上流方向の光景です。
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でも、横はもう1つの滑空場です。
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なぜこんなところで止まったかといえば富士山が見えたからです。
卵形の白い屋根は「彩の国くまがやドーム」のようです。
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もっと早い時間にくればもっとクッキリ見えたかもしれません。
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サイクリング道路の下は荻野吟子記念館で初めて立ち寄ってみました。
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荻野吟子(1851年(嘉永4年)ー1913年(大正2年))は日本人初の
国家資格を持った女医さんと知りました。
記念館の横には石碑や銅像が立っています。
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再スタートして4kmほど進むと「海から155km」の標識があり、その先には
利根大堰が見えます。
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利根大堰の横にくるとこの旗がはためいていました。
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少し引き返して河川敷に降りる道を下ります。
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用水路の取水口です。
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間近で見る大堰。
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橋の下をくぐって下流側へ。
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可動の堰です。
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橋を通過するダンプと比べるとこの時の堰の高さは2mを越えていそうです。
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利根川はサケが上る川ですが、この高さと水量では滝登りは無理でしょう。
そのため堰の端に魚道が作られています。
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1本のスロープではなく10数箇所の段差となっており、各段にはコの字型の
ブロックがあって水流を弱める構造になっています。
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橋の下には柵に先ほどの旗が2本。
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柵の中は地下へ降りる階段がぽっかり口を開けています。
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降りて行った先には魚道を観察できる窓が3カ所設けられています。
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両端はこのような窓です。
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中央の窓は段差のところ。
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窓に近寄ると現れました。
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休憩場所であるはずのこの場所も水流が渦巻いていて、サケは何度か押し戻され
ながらも上段を目指して行きます。
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全身が見えると辺りから「ガンバレ、ガンバレ」の声がかかりました。
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段差の箇所は体を横倒しにしたり、ジャンプで乗り越えていきました。
何度か目にしたのですが撮影できなかったのが残念です。
とうちゃんもヒルクライムでのもがきを思い浮かべ、声には出しませんでしたが
「行け、上れ!!」と応援しました。

段差の乗り越えを窓から撮るのは諦めて地上に出ました。
魚道の1カ所に狙いを定めたもののなかなか通過してくれません。
ようやく待ち伏せ成功、ジャンプしたところを撮った手応えを感じたのですが ・・・
完全に水没しているのか空振りかよく分かりません。
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地下道で隣にいたおじさんが2週間前は次から次に遡上するのが見えたと言って
いました。
11月の下旬ではサケの遡上のピークは過ぎたようです。

利根大堰のたもとには行田サイクリングセンター。
いつものニャンコがお出迎えしてくれました。
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やや丸々としてきたようです。
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水を飲む姿は、先ほどの最後の命の火を燃やして遡上するサケの姿を見てきた
とうちゃんの目には何とものんびりした光景に見えました。

サケの遡上を見ることができる施設があるのは知っていたものの、行ってみたのは
初めてです。
てっきり地上に何らかの建物があるのだろうと思い込んでいて、自転車道からは
それらしきものを見つけられなかったのでこれまでは下まで行ってみませんでした。
いきなり地下に降りる階段では見つけられなかったはずです。

利根大堰には水資源機構がライブカメラを設置していて春、夏、秋の一定期間
インターネットで映像が見れます。


この秋は12月25日までやっています。
来年はライブ映像をチェックして行ってみることにしましょう。


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*   お知らせ    *
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マリララ、11月30日(土)に武蔵丘陵森林公園に出動します。
久し振りにチップ君と合流します。
チップ君の友達も誘い合わせているのでキャバ軍団ができるといいなあ。