今年を振り返る第二弾は、
今年消えた列車&車両を振り返る企画です。
今年消えた列車では、双璧を成す夜行寝台列車
「トワイライトエクスプレス」と「北斗星」でしょう。
「トワイライトエクスプレス」は、廃止後もJR西日本地区で運行されていますが、「北斗星」は車両が解体されたり、売却されたりしてしまいました。
1、「トワイライトエクスプレス」

EF81-43牽引、朝陽を背に大阪を目指す。水原~京ヶ瀬。

阿賀野川を渡る。 京ヶ瀬~新津。
この日、青函トンネル工事の影響でダイヤ変更になり、普段は闇夜の通過になる新津付近で撮影可能時間帯での運行になったので、撮影に行って来ました。
2、「北斗星」

定期運行廃止直前、福島の雪の中を行く、EF510-512・2レ「北斗星」
EF510-515「北斗星」最終日。

北斗星最終日は「惜別の雨」になり、私は1人で私の定番ポイントでのお別れになりました。足回りは雑草で隠れてしまいましたが、何度も撮っている場所なので、敢えてこの場所を選定いたしました。
華々しい「北陸新幹線開通」の陰に消えていった列車達も数多くあります。
3、「北越」
485系1000番台国鉄色K-1編成と485系3000番台R-27編成。

K-1編成…長岡、R-27編成…富山で。どちらも廃車解体されてしまいました。
特にK-1編成は、貴重な485系国鉄色だっただけに残念です。
4、快速「くびき野」

新井駅 K-1編成「くびき野」
北陸新幹線開通で、新井~新潟間は、E653系特急「しらゆき」に。
5、「妙高」

長野色の189系N-102編成、信越本線豊野駅。
信越本線の「しなの鉄道」への移管とともに「妙高」の運行も廃止に。
長野にあったN-101~104編成のうち、このN-102編成だけは「ATS-Ps」を装備している事もあって唯一生き残りました。
6、「はくたか」

681系西日本車「WhiteWings」と681系北越急行車「SnowRabbit」
どちらも西日本色になり、北近畿3特急「こうのとり」「きのさき」「はしだて」の681系化に。
由緒正しい「はくたか」の名は、「北陸新幹線」へ。

最後に乗った、「はくたか」で車掌より配られた「記念券」
ボンネット「はくたか」、通称「ボンたか」が印象的。
681系の福知山入線の影響で、381系が引退の憂き目に。
7、「こうのとり」「きのさき」「はしだて」

新大阪駅、「こうのとり3号」

京都駅、「きのさき10号」

京都駅 「はしだて7号」
381系引退で、伝統の国鉄特急色「クリーム4号」と「赤2号」がJR西日本から消えました。
8、快速「あいづライナー」

磐梯町~更科信号所 485系A1・A2編成「あいづライナー4号」

猪苗代~翁島 485系A1・A2編成 「あいづライナー」
磐梯山麓を行く485系を使った快速「あいづライナー」も消え、名も無い719系「快速」に変わってしまいました。
幸いにも485系仙台車国鉄特急色「A1・A2編成」は波動用として生き延びております。
現在日本では、特急「こだま」に始まる、「クリーム4号」「赤2号」伝統の国鉄特急電車色で運行可能な形で残っているのは、この485系仙台車A1・A2編成と189系豊田車M51編成の2編成のみとなってしまいました。
その他にも貴重な列車が過去に。
9、DD14

信越本線が「しなの鉄道」と「えちごトキめき鉄道」に移管されるの機に大型のロータリー除雪車DD14も廃車になりました。
このDD14-332は、新津鉄道記念館に保存展示される事になり、長岡から新津へ回送された時のものです。
10、485系新潟車国鉄特急色T-18編成。

北海道初の電車特急「いしかり」用として投入された485系1500番台唯一の生き残り「クハ481-1508」を組み込んだ485系T-18編成。その4つ目スタイルが大人気だったこの編成も、この「ありがとう485系」号を最後に引退しました。
この485系T-18編成の先頭車「クハ481-1508」は上記のDD14-332とともに、新津鉄道記念館に保存展示されております。

現在は屋根も作られ大切に保存されております。
この他にも九州では、唯一の国鉄特急色だった485系大分車Do32編成も引退しましたが、さすがに九州までは行けず。とうとう九州485系の最後を見届けることは出来ませんでした。
このように激動だったこの1年ですが、来年は「北海道新幹線」が開通。それに伴い「カシオペア」「はまなす」が引退し、日本から「夜行寝台客車」というものが消え去ります。
「輪廻転生が世の常」とは言え、これが悲しい現実です。
来年はどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか。