てるさんのしあわせイノベーション -991ページ目

「早いもん順!」厳守のポリシー

先月に社内の飲み仲間で忘年会をしようという話になった。
飲み仲間とはいっても、最近は仕事帰りの一杯がめっきり減った。

40代をすぎて身体的・気分的にイケイケ感がなくなったのもある。
育児、老親の介護など、それぞれに家庭の事情ができたのもある。
しかし、忙しくても主体的役割があり、高揚感を感じた仕事環境が一変し、それなりに整備されたけれど仕事が部分最適化し、ともに飲んでうさを晴らすような気分さえも出にくいというモヤモヤ感が大きいような気がする。
だから、僕なんかはあいかわらずよく飲むが、誰も誘わず、飲み屋で顔なじみと話すばかりだ。

とは言え、忘年会ぐらいはしようかということになった。
メンバー6人の中には、現在中国赴任中の者がいる。
で、彼の帰国スケジュールから都合のいい12/14と決めた。
その後、僕が幹事となり、店を決め予約し、全員に案内連絡のメールを入れた。

ところが、である。
くだんの彼から日本の海外部門関係者の忘年会が入ったので、日を前後に変更してくれと言い出したのである。

これは僕の流儀に反する。
野口吉昭さんの著書『コンサルタントの習慣術』に書かれていて触発されたものだ。
こんな内容である。

仕事が忙しくても、毎週ジムに行ったり、英会話を習ったりする人間と、仕事が忙しいことを理由にして、やらない人間がいる。
この違いは何か。
先にスケジュールをおさえてしまうのである。
仕事とプライベートどちらが大切かという議論はナンセンスである。
それは内容とタイミングによる。
だから優先順位の基本は「早いもん順!」にするべきである。
翌日の役員会の資料作りとデート、どちらが大切か。
デートが先に決まっていればデートだし、事前に資料作りのタイミングが決まっていたのなら仕事を優先すべきだ。
職場全体がこんな優先順位になれば、仕事とプライベートのどっちが大事だ?なんて愚問は出なくなるし、個人のスケジュール尊重がスマートに実現できる。
だから、一般的にはせいぜい2、3週間先までしかスケジュールを決めていないが、自分が「この日にやる」と決めたらできるものは1年先、2年先でもスケジュール帳に書き込んで、確定させておくべきである。

とてもいい考えだと思い、僕も見習っている。
目先の忙しさや周囲の無遠慮に付和雷同しないで、やるべきことをやり遂げるためにはこんなシンプルながら徹底した考え方が必要である。

とは言え、そんなポリシーを他人に振り回すのもどうかと、とりあえずは他のメンバーに日程変更を打診し、結局都合があわず、彼の参加・不参加に関わらず、予定通り決行することになった。
しかし、「早いもん順!」のポリシーがないために、周囲に無駄な労力をかけさせ、自身もしがらむのである。

「早いもん順!」厳守のポリシーを広げたいものだ。