改めて満点をあげたい映画『タンポポ』
長い間、観直したいと思いながら近所のレンタルDVD店にはどこにも置いていなくて観られなかった映画『タンポポ』。
楽天レンタルにあったので借りて今夜観ました。
- タンポポ [DVD]/山崎努,宮本信子,役所広司

- ¥4,935
- Amazon.co.jp
改めて観直したいと思ったのは、東京の人気ラーメン店の自叙伝『アイバンのラーメン』を読んで、アメリカで成功していたユダヤ人シェフが、日本に来てラーメン屋を始める原動力となったのが、映画『タンポポ』への熱い思いがあったと知ったからです。
ぼくも公開時に劇場で観て面白いとは感じましたし、ミッションを完遂して去っていく山崎努のかっこよさにしびれましたが、人の人生を変えるほどの映画とは正直思いませんでした。
でも、今回改めて観直してみると、たしかにパーフェクトな傑作でした。
亡くなった夫の跡を継ぎ、流行らないラーメン屋をする未亡人を行きずりのトラック運転手が行列のできる人気店にしたのを見届けて去っていく本筋の面白さはおもちろんのこと、うさんくさいセレブや、虫歯のグルメや、死の間際の妻を見届ける夫などのストーリーが錯綜していく展開が見事です。
公開されたのはバブルの時代でしたが、今観直すと改めて再発見できる素晴らしさがたくさんありました。
たぶん、これからも折にふれ、何度も観る名作となりそうです。