ものが動く、ということは
そこに「運動エネルギー」が
注がれています。
指を動かすときも同じで
その指に運動エネルギーを注ぐことで
指を動かしています。
この運動エネルギーは
弾くための動作だけで
使い切ることはむずかしいです。
何かにぶつかるか
エネルギーを使い切ってしまうか
の、どちらかでないと
動きは止まらないんです。
弦をはじく動きが
だんだんにスピードが落ちての静止
には、ならないので。
停まるまで動くか
氷の上浮いちゃってるけど、これ、滑ってる絵ね。
ぶつかるか
例えば
ピアノなら
物理的にぶつかって
指がとまります。
そういう
ぶつかる相手がない場合は
反対方向へ向かう力を加えて
動きを止めることになります。
平たく言うと
弦を弾くたびに
手首から手前(肩側)の腕を
少しだけ押して
その状態で
手首が踏ん張ることで
指をとめている、てことです。
そして
その押した回数分だけ
手首にはエネルギーが蓄積してしまいます。
手首は
曲げる→脱力の動きを
ちょいちょい差し挟んで
エネルギーを発散させながら
弾くようにしないと
だんだんと手全体が
リキんでうまく動かなくなってしまいます。
もっとも、
これは音が一つの場合であって
ふたつの音を
親指ともう一本の指で
はさむ弾き方ならば
ふたつの音が
同じ音量なら
親指ともう一本が
ほぼ同じ運動エネルギーで
弾くことになるので
はさむ指の動きで
それぞれの指のもつエネルギーが
相殺されるので
理屈の上では
音を鳴らし終えるたびに
エネルギーゼロにできて
そのまま弾き続けるのが可能になる、
これも
音量などに差をつけつつで弾くと
手首に少しづつ
リキみが溜まってしまいます。
もうひとつ。
ハープを弾くときの手の位置って
他の楽器に比べて
めちゃくちゃ自由なんです。
腕の一部を楽器などこかに当てる
ということをしない。
例えばギターは
弾き終えた指の位置は
隣の弦に当たる位置、が基本だそうですが
弾く前も弾いた後も
ハープは
手や指の位置を楽器のどこかに触れて決める
ということをしない。
位置を決めるための目安がない。
手が自由を謳歌してるんですよね。
そんなフリーダム!!の中で
力のせめぎあいが起こると
どうしても、
手の位置は少しずつズレてしまう。
自分が
自分以外の意思で位置を流されながら
同じ位置にあるものを狙うって
…流鏑馬みたいな?
本人が弾き損じたとガッカリしてるときに
指の方は
無理難題に挑戦したのを褒めてほしい
流鏑馬は外れたってかっこいいじゃん!
もっと自分を褒めようよ!!
と文句をブウブウと
垂れてるのかもしれない…( ̄∀ ̄)💦
ま、
冗談は置いておいて
同じ音を、
同じように、
続けて
鳴らしたければ
理想は
同じ指で
同じ位置で
同じ動きで弾く
になるんですが、
ハープはこのみっつのうちの
同じ位置で弾く
同じ動きで弾く
のがむずかしいわけです。
※手首がだんだん固くなると
指の動きもだんだん固く小さくなるため
で、対処法として
(楽器の弾き方として)普遍的なものに
○環を描く動きのなか弾く
○連打の際には指を変える
のふたつがあります。
続きます。


