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弦をはじく楽器の
基本の考え方は
この記事に書いたとおりです。
楽器を弾く上で
鳴る、鳴らないが問題になるとすれば
音量よりも
何よりもまず
遠くまで届く
「遠達性(えんたつせい)」
が問題であって
技術の基礎になるのは
音を出すときに一時停止できることで、
弦をしならせた状態で
ピタリと静止できること、が
技術の基本になります。
ここから先は
わたしの中にある公式みたいなものです。
ここまで明瞭に
区分されるわけではないと
理解度が深い方々に言われるんですが、
大まかな考え方としては役に立つかと。
* * * *
○指が弦をとらえた状態での「静」と
弦が解放された際の「動」の対比が
ハッキリしているほど
明瞭で遠くに届く音になる
これは弦で音を鳴らす楽器全般における
原理原則です。
弓で擦って音を出す楽器でも
弦をはじいて音を出す楽器でも、同じ。
弦をはじく場合であれば
具体的にどんなことを指すんだろうか?
と考えると
☆動き続けながらの弦の解放は
不明瞭な(ぼんやりした)発音になる
弦を引っ張りながらの途中ではじく、
しっかり弦を引っ張ったのに
弦を放すのが
次の弦を弾くために再び楽器に近づく
途中になってしまった、など
「動き」をコントロールしようとすると
どうしても動いてる最中で
弦をはじいてしまうんですが、
音色がぼんやりするだけでなく
拍とリズムの感覚が鈍ります。
テンポに追い立てられやすくなったり、
テンポがヨレヨレ前後して
拍が合わなかったり、
上滑りして常に微妙なフライング続きで
弾いてしまったり、になりやすい。
どれも
本人の体感としては
「コントロール不能」
なんですが、
例えば
テンポに追い立てられる状態は
(「はしる」と呼ぶことがある)
本人の体感としては
例えばこんなんです;
<テンポとしては
勇み足になってそのうち走り出して…と
はやくなっているんだけど>
<ランニングマシーンのスピード設定が
勝手に上げられてるだけで
下のシートと一緒に
後ろに流されて
そのまま巻きとられそうなのを
ヨタヨタと逃げ場がないのに
必死で逃げてる感じ>
<若いはずなのに全然手足が動かなくて
体が硬直してしまって>
<だからもっと走らなきゃいけないし
走れるようにならなきゃいけないのに
スピードを落とせと言われる理不尽>
※個人の感想です…(T へ T)💦
テンポをどんどん早め<られ>てしまう
以外でも
「勝手にテンポを変えられるんだよ、
楽器に、マジでっ!! (つД`)ノ」
と思うなら
弦を指にひっかけた後の
弦を放つ前、に
指を静止する練習を
してください。
テンポのコントロールの基本は
「いつでもムリなく止まれる」
ということです。
☆指の深いところに弦をかける、
ゆったりした動きで弦を放つ、
放った弦を指先の上で滑らせる、などは
音量が落ちるし
遠くに届きにくくなることから
本来でているであろう何かの音を
消している
とされる動きになります。
これは一律に悪いのではなく
音色を作る要素、として大事なものです。
柔らかさ
あたたかさ
奥行き
陰影
表現の複雑さ
内向性
など
は、この類の動きにより付け足される、
と思っていいんじゃないかと。
「クリアで明瞭な音色」だけでは
表現とよべるものにはできませんので。
大事は大事ですし、
財産でもあります。
逆にいうと
柔らかい素材であるナイロン弦をはる
音量小さめの小型ハープは
クリアで明瞭な音を目標にして
指は浅くかける方がいいし
素早く動かして弦の近くから指を引っこめる方が
いいわけです。
表現はつくるものです。
だから
表現に必要な音は
自分で程度を調整しながら
使いこなすものです。
できるだけ遠くまで音は飛ばせる方がいい
でも
表現を諦めたくない。
あるいは
表現はできるだけ多様な方がいい、
でも
遠くの人にも聞かせられる音量がほしい。
矛盾するからどちらかを選ぶ
のではなく
両方の要素を必要とするのが
楽器を弾くということ。
それは
自分が今鳴らした音を
聞きながら
調節するもので、
楽器を複数、持っているならば
それぞれの楽器の印象を比べつつで
弾き方を調整するもの。
できる、できないではなく
(いつかは、の未来だとしても)
自分でするんだと思って
弾いてほしい。
クセでやってるだけで
コントロールしてないというのは
手持ちの金貨の山に
押しつぶされそうになっている、
ということ。
なんというか、
さみしいんですよ。
自分の財産くらい
好きにすりゃええんですけどね。
わたしゃ赤の他人ですけども、
全然あなたとは関係ない
ただの通りすがりですけどね、ええ。
☆(弦をきちんと止めることに慣れると
流れるような手の動きを止めずに
弦だけを静止させて弾けるようになるが、)
アーティキュレーション(音の表現)
として音の鳴り始めを
コントロールするならば
弦が静止するだけではなく
手の動きもいったん静止する必要がある
アクセントとか、
一音で空気の流れを変えるテヌートとか、
あとは…なんだろうな。。
音楽の流れを変えるような大きな要素は
演奏する動きに静止を入れることで
つくると思って
ええんじゃなかろうか。
これも、慣れれば
流れるように動きながらの
一瞬の静止でできるようになりますが。
練習としては「止まるもん」です。
キレイなイメージが強いですが
ハープってやつは本来
「キレッキレなカッコよさ」も
お手のものなはず…よ?
…そういう演奏はあまり見ない気は、する。。😱
いくら音を間違えても平気やし
音を鳴らせるだけで満足〜☆
なら、
まったく必要ないのだけど( ̄∀ ̄)💦
うまくなりたい
と思うときには
思い出してほしいかな。

