譲渡について*ケース:高齢者一人暮らしの場合 | CatSocion*啓発活動中

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幸せを待っている猫のために・・・

生体販売と譲渡について、昨日のブログ内容に貴重なご意見を頂戴致しました。

まず、私の立場としては中立でいるべきだと考えます。

 

が、保護猫を抱え、譲渡をしている以上、ボランティア側に比重が掛っていることを、お含みください。

ご意見:
ボランティアの方々のご苦労は解っているつもりですが。
ドンドン上がるボランティア様方の譲渡条件のハードル。
そのハードルを越えたくても越えれない者が行き着く先が「生体販売@ペットショップ」になる事は或る種、今の保護猫界のシステム・制度の不備では無いのでしょうか。


たしかに、ボランティア側は譲渡条件を高くする傾向にあります。

それは、救えた命を確実に繋げたいからです。

 *今日の保護部屋

今回一例として、60歳のお一人暮らしの方がネコを要望するケースで考えてみます。


20年生きる子猫をとなると、その方は80歳です。
今はお元気かもしれませんが、現実的にお年を重ねる毎に、ご自身の健康リスクが高くなります。

健康面からネコの面倒を看れなくなるかも知れません。
(今回のケースは、不妊手術済みの受入で、多頭飼育ケースには発展しないケースとして)

60歳のお一人暮らしに譲渡できないのは、その将来を考慮した一般的なボランティアの判断です。


が、私がネコを欲しい一人暮らしの60歳だとしたら、、、どうするか?考えました。

●公園や外で見つける?

 →見つけたとしても、キャリーにいれて連れて帰る自信はない。

●里親会、譲渡会に行く

 →譲渡条件は満たせない。

 

●ネットで探す。

 →ボランティア団体は厳しいが、個人で可能な場合もある。

 

●保護ねこカフェで探す。

 →ボランティアとほぼ同じ条件で、少し緩和されているが、条件のよい人が有利。

 

●友人、知人から引受ける。

 →厳しい条件は考えられないが、人脈が必要。

 

●地域で「ネコもらってください」の伝言板などから。

 →昔はあったようですが、最近は見かけない。

そして、辿り着くのが、

●生体販売店?

 →お金されだせば、販売してくれます。

 

私なら、、、所有ネコはあきらめ、ボランティア組織やシェルターでボランティアスタッフとして、お世話をします。
または、一時預かりです。これは、いい方法だとも思いますが、、、

ボランティアから譲り受けれないから、生体販売の裏闇社会がわかると、ペットショップでの購入は、絶対に考えられません。

 

が、これでは本題の解決にはなりませんね。

所有としての伴侶が欲しいということですから。



*今日の保護部屋

譲渡には、
ボランティア側にも緩和が必要です。


高齢者の方へ、ネコを飼いたい、保護猫を迎えたいというお気持ちを大切に考えて頂けないでしょうか。

なら、どうしたらよいのか。

ボランティアさんの譲渡条件が厳しいのは、20年先までという長いネコ生の環境を確実保証として欲しいのです。

繋いだ命を保健所に連れて行かれるか、捨てられるか、譲渡した後も不安なのです。

●保証人、後見人をつける。

 

●老ネコの受入。

 

●ペット信託に入る。

 

というのが、考えられる事例です。

そして、誰もとはいかないにしても、人柄をみて、人を信用することです。

そして、早いうちから

お身体が不自由になられた時に、伴侶であるネコをどう看るのか?

その将来の姿を、想像する必要があります。

そして、その想像を具体化するための仕組みやシステムが必要です。

 

ペット信託

ペット養老院

など、費用もかかりますが、よい対策です。



*随分、顔が柔らかくなった母ネコのマドレ

愛ネコとの人生設計を描いて、
伝える工夫もしては如何でしょうか?

その上で、保護主さんと、何度もコミュニケーションを取り、互いに信頼関係を築くとこができればいいですね。


ネコと里親さんをマッチングするコーディネータ-役割は、保護主のボランティアなのでしょうが、ここで、多くのご意見もあるかと思われます。


次回は、次の論点で書かせて頂きます。

ボランティア目線での意見は毎回思うのですが、上から見下げられてる気がして不愉快です。
~~略~~
もう少し、ボランティアの方々も我々、里親希望者の目線に少しは下りて来ては頂けないのでしょうか。
同じ舞台で語り合わないといつまでもこの論争は終わりません。


ご意見などございましたら、コメント欄にお願い致します。

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*4月バザーの予定*

日時:4月2日、16日、23日、30日

時間:13時~18時

場所:大阪市北区中崎西4-1-30
キャット・ソシオン ギャラリー&サロン1階


*バザーの売上金は、医療費やTNRのための猫保護費、活動運営費のために使わせて頂きます。
*バザーの物資のご協力もよろしくお願い致します。
   断捨離をして、不要な物がありましたら、ご協力くださいませ。

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キャット・ソシオン・ギャラリー&サロンからのレンタルのご案内

 

◎1階は、約40m2のアートや各種展示に
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