きょうだい児の心のケアについて

広く知ってもらえたらと思い
私のきょうだい児の経験を
数回に分けて綴っていきます。
 
 
 
私には
2つ年の離れた
知的障害者の兄がいる。
 

やだ、私かわいい(笑)

 
兄が普通の人と違うと気づいたのは
小学校に入ってからだった。
 
 
 
兄は普通の教室ではなく
「特殊学級」というところに
行っていた。
 
 
 
私は気にも留めてなかったけれど
小学校一年生のある時から
 
「病気がうつるからこっち来んな!!」
「触んな!!」
 
とクラスで
「私が」避けられるようになった。
 
 
 
登下校の時には
兄が上級生から
石を投げられたり
突き飛ばされたり。
 
 
私はそんな上級生が怖かったけれど
兄を守ることで必死だった。
 
「お願いだからやめて!!」
 
と叫んでも
聞いてもらえるわけもなく
私も蹴られたり
石を投げられるようになった。
 
 
その時
小さな私は
強くなろうと決めた。
 
 
 
父も母も働いていたので
私と兄は放課後
学童クラブに行っていた。
 
 
 
そこで私は
女の子のグループで
花いちもんめをして遊んでいたら
 
「えー、いらなーい!!」
 
と誰にも取られず
ひとりぼっちになった時があった。
 
 
そこから
何の遊びをするにも
輪に入れてもらえることはなかった。
 
 
 
その時やっと分かった。
 
 
兄が障害者だから
私は避けられるんだ。
 
 
障害者が家族にいるってだけで
こんなに嫌がられるんだ。
 
 
弱いものいじめをしてはいけません。
なんて言う大人の言葉は
何の説得力もないんだ。
 
 
 
すごく寂しかった。
すごく惨めだった。
 
誰かにそばにいてほしかった。
 
お母さんに泣いて訴えたかった。
 
 
 
でも絶対に言えなかった。
 
だって、、、
 
 
 
 
 
 
 
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