Dubioza Kolektiv(ドゥビオザ・コレクティブ)はヒップホップ、ダブ、スカ、レゲエ、ロックパンク、エレクロトニックミュージック、バルカン音楽の要素を取り入れたボスニア・ヘルツェゴビナの前衛的ダブロックグループである。

この曲はカファナについて歌っているようで、仲間なしの人生はつらいぜ、一緒に行こうぜ、カファナが待ってるぜ、バルカン人の人生はカファナだぜ、家で何してんだよ一緒に行こうぜ、という感じの歌詞のようである。カファナは旧ユーゴスラヴィアの大衆食堂で、酒とコーヒーとメゼ(軽食)を出してバンドの生演奏をして社交するそうな。カッファナカッカッカッファナーという悩みが吹っ飛びそうな明るい感じがよい。

 

Sami Yusuf(サミ・ユースフ)はイラン出身のイギリスのシンガーソングライターである。

この曲は3:15頃のデンデケいう感じの早弾きが気に入っている。たぶん日本人が生涯でアゼルバイジャンについて考える時間は平均10秒くらいだとおもうので、たまにはのんびりアァーゼェールバアァーイジャーンゥーとアゼルバイジャンに思いを馳せるのもよいと思う。ちなみにアゼルバイジャン共和国はイランの北側でアルメニアの東側のカスピ海に面した国で、イスラム世界初の共和国で人口の97%がイスラム教徒なものの、信教の自由を定めた世俗憲法があるそうな。

D'banj(ディバンジ)は1980年生まれのナイジェリアのシンガーソングライターである。

この曲はおらはDapoという名前でディバンジとして知られてるよ嘘じゃないよ、世界はディバンジを感じているよ嘘じゃないよ、みんなディバンジをググるよ嘘じゃないよという歌詞で、合いの手が「何でだー?」と言っているみたいで気に入っている。ナイジェリアは人口が多くて経済成長が期待されて西アフリカの中心になっていて、イケイケな音楽が多いので私好みである。

Rhiannon Giddensはアメリカのミュージシャンで、Carolina Chocolate Dropsというバンドのリードシンガーでフィドルやバンジョーの演奏もしている。

この曲は南北戦争で黒人奴隷のジュリーと女主人が住む家に北軍がやってくることをテーマにしたそうで、ジュリーよ行かないでおくれ、兵隊が来るよ、奥様、ここに残る値段は高すぎるだ、おらは地獄に行きますだという感じの会話形式の歌詞である。フレットレスバンジョーが三味線みたいな音がするのが面白い。

Swingers & Gelato Sistersはたぶんクロアチアのミュージシャンで、スイング、ジャイブ、50年代のロックとかを歌っているようである。

パンパンパン、パンパラパパンパンという元ネタはアメリカのポップ歌手のBrian Hylandが1960年に発表したItsy Bitsy Teenie Weenie Yellow Polka-Dot Bikini(ビキニスタイルのお嬢さん)で、それをTrio TividiがBikiniとしてクロアチア語にして、それをSwingers & Gelato Sistersが現代風にカバーしたようである。よい音楽は国境と時代を超えて聴かれるもので、名曲を別の言語で聴いてみるのも面白いものである。