近所のベトナム系スーパーマーケット(超級市場)で竹ザルが売られていたので、この間買ってきた。
五百円くらいだった。
それが、とてもいいのだ。
ちょっと庭に出て、絹さやを採ってきたり、さっと茹でた野菜をとりあえず載せたりするのにもちょうどいい。
軽くて、すぐに乾いて、立てかけておくと姿もいい。
民芸運動の祖、柳宗理が言ってた「用の美」ってこれ?と思ったりしながら、日々惚れ惚れとして使っている。
翡翠色の、湯気を立てている茹でたキャベツなんか、竹ザルがとってもよく似合う。
そしてその茹でキャベツで、餃子を作って、それを焼く前に載せておくのにも、皮がくっつかなくてちょうどよかった。
他にはどんな使い方があるのだろう。
こういう自然素材の台所道具って、いいものだなと思った。