ほったらかして育てたのに、すごく気立がいい子供が育ったようなそんな気分。
娘提案による、買ってきた袋入りの土の上部をカッターで切り取って種を蒔いただけの、なんちゃって菜園。
土が浅いせいか、丈がそれほど伸びない気がするものの、ちゃんと植物たちはスクスクと成長している。
今日は絹さやをハサミでパチンパチンと切ってきた。
中の豆がまるまるして、さやがパツンと元気よくて、まだ白い花びらが付いてたりする。
惚れ惚れと見惚れた後、筋をとる。
筋もしっかりしていて、綺麗な緑色のくるりと丸まった筋を捨てるのが勿体無いような気もする。
お湯を沸かして、茹でた絹さやはさらに色が鮮やかになって艶々している。
清らかな甘い匂いがする。
今晩は、この絹さやがメインのご飯にした。
ちょっといい地鶏の挽肉を買ってきて、そぼろを作り、甘めにした卵を菜箸で細かく色よく炒め、3色そぼろご飯にした。
白い炊き立てのご飯と、ふんわりとした薄茶色の鶏のひき肉、黄色く甘い卵、そして歯応えの良い鮮やかな色の絹さや。
見た目も、食感も、香りも、とても楽しい食事だった。
他にも、ピーマン、トマト、オクラ、ズッキーニなども育っているのでこれからも楽しみが待っている。
うちの野菜、特別に本当に可愛いなあと実感した今日だった。