サンディエゴでは、この季節になるとジャカランタという紫色の花が咲く木が満開になって、街のいろんなところでハッとするような幻想的な色を目にするようになる。

それと同時期に、足元でも同じような色をしたアガパンサスが咲き始める。

あちこちで、上にも下にも、スーッと空気に溶けてしまいそうな紫色が生まれる。

 

うちでも玄関先のアガパンサスが茎を伸ばし始めたなと思ったら、蕾が膨らんで、薄くなって、弾けるように花が咲いた。

 

 

まだまだこれから、さらに華やかに変化してゆくのが待ち遠しい。

 

 

薄くて、繊細で、でも輝くように元気そうな、勢いのある花の姿。

アガパンサスは、サンディエゴの5月の空にとてもよく似合う。