ヨガを通じて知り合った友達に、精神性がとても高いと感じる人たちがいます。
彼らがヨガの後に、瞑想をしている姿はとても穏やかです。
インドのアシュラムで数週間を過ごしてきたとか、無言の行をしてきたとか、そんな経験談を聞かせてもらうこともあります。
そんな仲間の1人に、とても考え方に柔軟性があって、おおらかで、自由で、親切で特にすごいなあと思う人がいます。
先週、彼女とランチをしていた時に、ある本の存在を教えてもらいました。
Dr. Wayne W. Dyer の書いたChange your thoughts change your lifeという本です。
道教の始祖、老師の教えを英語で説明した本です。
私の英語力では、スラスラと読むことはできないので、単語を調べながら少しづつ、少しづつ読み進めています。
内容については、また別の機会に触れることが出来たらいいなと思っています。
最近、体の外側で起こる事柄だけではなく、体、というか心の内側にも広くて深い世界があることがなんとなく
わかってきたような気がしていて、ヨガの友達を見ていると、彼らは私よりももっといろんなことがわかっているのだなあと感じます。
そんな友達とランチをして、近況の話をして、その本の話を聞いた、その日の夜。
ベッドでぼんやりと考え事をしていたら、軽い瞑想状態で、ある映像をみました。
その友達の胸の下あたりに半球形の青い宇宙のようなものがあって、少し下向きになった彼女の顔がその宇宙の銀河の光の照らされているというものでした。
その表情はとても慈しみ深くて、優しく美しい顔でした。
あまりに綺麗なビジョンだったので、こんなものを見たと彼女にテキストを送りました。
そうしたら「瞑想中は世界中の命あるものの安穏を願う仏様の光を浴びて、その光で周りを照らす月になったようが気がします。聞くひとによっては笑われちゃいますね」という返事が返ってきました。
その瞑想中の彼女の気持ちが、私のみた映像にとても近いものだったので驚きました。
そして私もいつか、そんな気持ちを経験してみたいと思いました。
自分の周りで起こる出来事に、イライラしたり、その状況に腹を立てたり、どうにかして自分を他よりも優位に立たせようと突っ張ったりしている人と、起こることをそのまま受け止めて、穏やかな心でいる人を見ていると、どうしたら後者のような心持ちでいられるのだろう?と日々思います。
そして、友達が教えてくれた、この本はその方法を少し教えてくれそうな気がしています。