クリスマスマーケットとドイツの食べ物 | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

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2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

娘がやって来たので、今日は2人でシュトゥットガルとのクリスマスマーケットに出かけてきました。

彼女が楽しみにしていたのはグリューワイン(ホットワイン)のカップのコレクションを増やすこと。

屋台でグリューワインを注文すると7ユーロほどかかるのですが、そのうちの3ユーロはカップ代。返却すると

その3ユーロを返してもらえます。でも自分でとっておくことも出来ます。我が家には何個かのそんなマグがあります。考えてみれば記念のお土産にマグカップ、3ユーロは安いですよね。

 

早速何種類かあるカップのデザインから好きなものを私と娘は選んで、熱々のワインを注文しました。

娘のは、ドイツっぽい雰囲気の陶器のマグ。

シュトットガルトの街の中心地の建造物の絵がついています。

 

私のはガラスの、アヒルみたいな絵がついたもの。

 

この両方のマグに赤い熱々の甘いワインがなみなみ入っているのを、ふうふう息を吹きかけながら飲む12月の寒空の下。マーケットの賑やかさ。漂ってくる美味しそうな匂い。楽しそうに行き交う人々。

 

 

小腹が空いたので、気になっていた カリーヴルスト なるものを注文してみることにしました。

これはパリッと焼いたソーセージにカレー味のケチャップソースがかかっているものです。

パンがついて€5.50。

 

 

ソーセージは美味しかったけれど、特に感動はありませんでした。みたらし団子のタレのようなとろんとしたソースは甘めです。

ただ、前回のブラートヴルストの時もそうだったのですが、パンが美味しい!

 

 

外がパリッとして中がふわっとして、香ばしいのです。

隣で食べていた人たちが私たちが写真を撮りあっているのを見て、2人の写真をとりましょうか?と声をかけてくれました。

その3人組はアメリカ人。少し話をしました。彼女たちが食べていたものが気になったので聞いてみると ケーゼシュペッツェレという料理だそうです。3センチくらいの長さのもっちりとした細長い米状のパスタをチーズを削ったものを和えたもので溶けたチーズがねっとり伸びて、なんとも美味しそうでした。

それは、ドイツの南西エリアの食べ物だそうです。

ここは、スイスやオーストリア、イタリアに近く、きっと北にあるベルリンやハンブルグなどとは食べるものも違うのだろうなあと思いました。

 

ところで昨夜はグーラーシュとを作ったのですが、今まで知らなかった根菜を入れてみました。

これは、スーパーで見かけて興味を持った野菜なのですが、切ってみると独特のアロマがあります。

夫がセロリの匂いがするというので、調べてみたらセロリの根なのだそうです。

セロリアックという名前の根菜。ドイツではとてもポピュラーな野菜だそう。

これはスープやシチューに入れて煮込むとホクホクとした食感でなかなか美味しかったです。

 

 

夫と娘はグーラーシュにサワークリームを入れて食べていました。

ハンガリーではどんなだったかな?と写真を探してみたら、、、、、、

 

ニョッキと一緒に供されてました。赤いソースはパプリカでしょうか。

 

こういう温かいシチューのようなものが食べたくなる寒いドイツです。

ドイツの残りの日々で、いろいろな食べ物に出会えるといいなと思っています。