昨日、娘がドイツにやってきました。
ロスからスイスのチューリッヒ。そしてそこからドイツのストットガルト行きに乗り継ぐというチケットだったのですが、こちらの天候のせいでスイスのチューリッヒから、フランクフルト。そしてそこから電車でストットガルトという予定表の変更が送られてきました。
時間も大幅に遅延して、ストットガルトに着くのは夜中の12時過ぎになる予定でした。
フランクフルトまでは無事に辿り着いたのですが、到着の荷物が出てこなくて予定の電車の時刻には間に合いそうもなくなり、かなりパニックになったそうです。
駅の方に荷物が出てくるとか、いや、元のところだとか、言われて走り回った上に、結局
そのスーツケースが出てくることはなく、ミッシングバッグとしてリポートを作ることになりました。
どうやら、チューリッヒで荷物は迷子になっていた模様。
娘がいうには飛行機から電車に代わったことでの乗り継ぎの説明などがあまりなくて、エアラインの人をやっと見つけて質問したところ
ホテルとタクシーのバウチャーをくれて、新しい電車の便のチケットをEメールで送ると言われていなくなってしまったのだそうです。
でもそのEメールも10分から1時間くらいの間に送られてくるはず。とのことで、夜中に1時間に1本しかない電車に乗り遅れるとハラハラして待っていたそう。
結局、そのEメールは送られてくることはなく(いまだに)私が調べた出発駅は空港から電車で15分ほどのところだったのですが、その電車の便の確実性がよくわからなかったので、夜中の12時半にフランクフルトまで車で迎えに行くことにしました。娘の電話のバッテリーも少なくなってきていたし、外はマイナス5℃の気温だったからです。
ストットガルトの家からその空港までは車で2時間かかります。
夜中の2時半にやっと会えて、帰りは道路の工事なのか高速で通れない部分があって迂回したりしていて
家に戻ってきたらもう朝の5時半でした。
本来ならば前日の夕方の6時に家から電車で10分ほどの空港で会える予定だったのが、とんだトラブル続きでした。
まあ、無事に会えたのでよしとしましょう。
旅には、特に飛行機での旅にはリスクがつきまとうものです。
便の遅延、キャンセルはもちろんのこと。ちゃんと書類は揃っているかパスポートの有効期限は大丈夫か
など見落としがちなことは沢山。
私は空港で働いていますが、毎日沢山の通りがかりの人から色々尋ねられます。
ゲートに行くのにセキュリティTSAを通らなくてはいけないことを把握していない人もいれば、自分がどの航空会社でどこのターミナルに行かなくてはいけないかということすらわかっていない人もいます。
ある航空会社を通してチケットを購入しても、コードシェア便で運行するのは別の航空会社ということもあります。でもそれをよく把握していない人が意外と多いものです。
もう少し、利用する人たちが空港のこと、飛行機で旅する時のリスクのこと、そして遅延、キャンセルなどの時にどんなことが予想できるのかがわかりやすかったら良いのにと思います。
特に英語が話せない場合は、何かが起きたときに本当に不安だろうと思うのです。
今回のことは娘には、ストレスの多い経験だったとは思いますが、ある意味良い経験になったのではないかと思います。
そして私にとっても。
それにしても徹夜したのなんて、すごく久しぶりのことでヘロヘロに疲れた一日でした。