ブダペスト。まずは市場へ! | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

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2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

普段、6時過ぎには鳥の囀りと川で練習するボートのオールの音で目覚めるイギリスでの朝に比べて、ブダペストの朝は静かでした。週末ということもあったかもしれません。

近くのスーパーに早速食料調達に出かけてみました。

 

アパートの入り口。

 

散歩がてら、プリマというハンガリー系のスーパーへ行きました。

 

ずらりと並んだパンが美味しそう!

 

なんだか色々と買ってしまいました。

 

ミルクにチーズ、卵、ソーセージ、パスタ、ビールそれにトカイワインの小瓶など。

宿に戻って、ゆで卵を作って、それにパンとチーズ、コーヒーで朝ごはんにしました。

 

さて、この日の予定は、市場見学とバスハウス(温泉)。

 

朝の腹ごしらえをして地下鉄の駅に向かいました。

公共交通機関の24時間パスを購入。日本円で950円くらい。これで、バスも地下鉄もトラムも乗り放題です。

メトロ2号線に乗ります。世界で3番目に古いハンガリーの地下鉄。乗り物好きの私はワクワク。

二駅乗って検索したマーケットのある駅で降りました。

地上に出ると、あれ?

 

ドナウ川の向こうに国会議事堂。

思い切り逆方向に来ていました。

 

マーケットはありましたが、目指していたものに比べて全然規模が小さい。でも、素敵な建物でした。

 

今回はトラムに乗ることにして、本来の目的地に向かいます。トラムはレトロな雰囲気。

ヨーロッパでは、こういうトラムが街中をよく走っています。ブリュッセルでもフィレンツェでもリスボンでもミラノでもウィーンでも、こんな市電が市民の足になっていました。

 

 

トラムを降りて、緑色の美しい橋を渡りました。私はヨーロッパの鋳鉄が大好きなのですが、この鉄の橋はとても素敵でした。

 

すると見えてきました。市場の素敵な屋根が。

 

ヨーロッパの古い駅舎のような高い天井。

1階には、お土産に良さそうなパプリカやソーセージなどを売るお店、お菓子を売るお店などがずらりと並んでおり、2階はハンガリー刺繍のテーブルクロスの店や食事どころがあります。

 

 

先日食べた揚げピザのランゴスの店や、ハンガリー料理の店がある中、私たちはグーラーシュを食べることにしました。

私はグーラーシュスープ。サラリとしたじゃがいもの入ったスープ。

そして夫と息子はスイトンのようなダンブリングの添えられた肉のゴロゴロしたグーラーシュ。

私と夫はビール、息子はコーラを注文して合計で2800円くらいでした。

 

↑辛みのあるペイスト状のパプリカが爽やかで美味しかったです。

私は、スープの方がどちらかというと好きでした。

我が家の定番家庭料理の一つに加えるつもりです。

 

手刺繍のハンガリー刺繍は、とても素敵でしたが、中国製のものも混じっていました。

また、半分は機械で半分は手仕事というものもあり、お店の人はちゃんとそういうことも説明してくれて好感が持てました。自分のために一枚テーブルランナーを購入しました。

 

この後午後は、温泉王国と呼ばれるハンガリーの、ブタペストが誇る美しい温泉に行ってきました。

それは、また明日紹介したいと思います。

 

予備知識のなかったブダペストですが、ここの歴史や文化に俄然興味が湧いてきた2日目でした。