カミーノ・ポルトガルの道。12日目〜温泉で始まった一日〜 | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

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2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

Caldas de Reís~ Padrón 25.59km

 

小雨の降る朝。私は昨夜イギリス人の女の子が連れて行ってくれた温泉へまた行ってみることにした。

 

誰もいない。靴を脱いで、足をお湯につける。

 

 

気持ちいい〜!!!少し肌寒い朝だったけれど、体がぽかぽかして元気が湧いてきた。

 

 

この日の目的地はパドロン。パドロンからゴールのサンティアゴまでは25キロくらいなので、ゴール1日前という気分。

雨がぱらつく中をのんびりとマイペースで歩いた。

パドロンは、サンティアゴの遺体を運んだ舟がたどり着いたところと言われている。

ここで、遺体を舟から下ろして、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで運んだと思われている。

 

なので、パドロンの教会では、その舟をもやいだと言われるローマ時代に作られた石を見学することが出来る。

 

 

パドロンは、私が想像していたよりもずっとこじんまりとした街だった。

スペインやポルトガルでは、パドロンペッパーというシシトウによく似たものをオリーブオイルで炒めて塩を振ったものがよく食べられていて、私も大好き。

パドロンペッパーの飴が売られていたので、食べてみたら、全然美味しくなかった、、、。

 

↑おつまみの上に乗っているのが、その飴。

 

パドロンはこじんまりとした街だけれど、雨の日のしっとりとした空気の似合う街だった。

 

 

宿にチェックインしてから、ディナーを食べに出かけたのだけれど、食事の出来る店が少ないのか、レストランはとても混んでいて、仕方がないのでワインバーに入った。

 

ワインを頼んだら、ついてきた豆のスープがとっても美味。これで、なんだかお腹が落ち着いた。

 

 

パドロンペッパーも、注文。

 

 

でも、こんなに1人で食べきれない、、、。

美味しいけれど、もう後半年くらいパドロンペッパーはいいです。という気分になった。

 

 

日が暮れて、ゴールの前の前夜祭なのか、宿の下のバルでは人々が酔っ払って大声で話をしている。私は、この旅がもうすぐ終わろうとしているのを不思議に感じながら、眠りについた。