日曜日から6日程、ポルトガルはリスボンへ行っていました。
というのも、先週、スペインで友達になったシンガポール人のアリスから電話があり
今、ポルトガルを旅しているところなので、おいでよ。と言われたからです。
「行く行く!!!」と言って、すぐに航空券を手配し、飛んでいきました。
アリスは、35日間のカミーノの旅の前半2週間を共に旅をた仲間です。
レオンという街で別れてから、会うこともなくサンティアゴでゴールをした後は私はイギリスに戻り、彼女はポルトガルへ南下して旅を続けていることは知っていて、羨ましく思っていました。
実はカミーノの旅を終えて、とても寂しい気持ちでいたところだったので、彼女が誘ってくれたことで、また旅が出来ることになって、嬉しくてワクワク!!!
早速、機内持ち込みサイズのバックパックに、着替え数枚と水着、サンダル、ガイドブックを入れて
日曜の夜の便でロンドンからリスボンへ。飛行時間は2時間半ほど。
リスボンからシントラ、カスカイス、セシンブラなどへも足を伸ばしました。
シントラは、詩人のバイロンがエデンの園とたとえた美しい場所で、王宮の別荘があったり
ムーア人のキャッスルがあったり、ユネスコ遺産に指定されている歴史的な建物が美しい自然の中に点在する場所。
カスカイスは、海沿いのリゾート地で、港の近くにはシーフードの店が並び、イワシの焼ける匂いが漂っていて、海の透明度や美しさには溜息が出るようなところです。
セシンブラも漁港で、美しいビーチのあるところ。少し行くのが不便なせいか、観光客も少なくのんびりした雰囲気。
リスボンは、古いタイルが壁面を飾る建物が沢山あり、迷路のような路地を路面電車が走る、なんとなくノスタルジックな港町。すごく素敵なところでした。
そして、リスボンはカミーノのポルトガル人の道。と言われる道の出発点でもあります。
日本の歴史とも馴染みの深い、ポルトガル。
そこを訪れることが出来た幸運に感謝しつつ、カミーノの旅路のレポート、イギリスの生活と並行してポルトガル旅行記も書いていこうと思います。
さて、今回の旅で発見した一番のことは、私はケチである!(夫曰く)ということでした。
日々、いかに安く旅をし、かつ楽しめるかを、ときにバックパッカー、アリスから学び、そして私自身で学んだのは、とても面白い経験で、全く新しい世界でした。
私やアリスのような人が、こんなふうに旅をしているというのが伝えられたらいいなと思います。
そして、もしそこから何か役に立つことがあれば、いいなと思います。