旅の準備 | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

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2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

旅に出ます。もう少ししたら、、、。

同じ旅路を予定している人への情報と自分自身の備忘録として、準備編を書いておくことにしました

 

カミーノ・デ・サンティアゴという巡礼路がスペインにある。

イエスの弟子、ヤコブの墓が813年に、羊飼いに偶然発見されたことから、エルサレム、ローマと並ぶ巡礼地となったらしい。

スペインの北部の海に近いサンティアゴ・デ・コンポステーラがそのお墓なので、そこに向かってフランスから、ポルトガルから、イギリスから、いくつかの巡礼路がある。

 

その中でも一番ポピュラーなのが、フランス人の道と言われる道で、フランス南部から811.5キロを歩く道。毎日20キロから30キロを歩いて大体5週間かかる。

 

ただ、最後の100キロを歩けば、巡礼路を歩いたということになるので、途中から歩いたり、他の道を通ったり、何度かに分けて歩いたり、人それぞれの旅のプランがあるようだ。

 

スポーツとしてだったり、冒険であったり、敬虔なキリスト教徒としての巡礼はもちろんのこと、スピリチュアルな理由まで、様々な理由でこの旅をする人がいる。

 

この旅をしようと決めたのは2年前のこと。

ただ、コロナのことがあり、この旅は無期延期になっていた、、。

 

ほとんど、忘れかけていたところ、知り合い(2年前に途中で旅をやめ、アメリカに戻った)が旅の再開をしたのをSNSで目にして、あ!そういえば!と思い出したのだった。

 

それで、ひと月ほど前から、準備を始めた。

 

他の人のブログなどで、細かい持ち物のリストは手に入ると思うので、ざっと、ありがたいアドバイスをもらって購入したものなどを、書き留めておこう。

 

まず、一番大切なのは、バックパック。

 

 

容量は30ℓ。重さは体重の10分の1を超えないくらいがいいというアドバイスがあったので

この大きさに。

オスプレイのバックパックは体にフィットして、機能も優れているので、きっと頼りになるはず。

 

そして、寝袋。

これは、アルベルゲという巡礼者が泊まれる安いホステルに泊まるのには必需品。

 

 

軽量であること。コンパクトであること。そして、暖かいこと。ということを考えて選んだ。

このブランドの服はいくつか持っていて、とても良いアウトドアのブランドだと信頼を置いている。

 

靴はメレルのハイキングシューズにした。

長いハイキングというと、ハイキングブーツを履く人が多いのだけれど、私自身の経験からして、ハイキングブーツは重いし、足首にあたる部分が硬くて痛いことがあるので、ランニングシューズを履こうかと思っていた。

ただ、雨が多いらしいのと、山のエリアで踝のサポートがあった方がいいかなと思ったので

この軽量のウォータープルーフのハイキングシューズにした。軽いけれど、サポート力は高い。

 

 

あと、宿泊所についてから、そしてシャワーでも使えるように何がいいかと、いろいろ調べて、超軽量ハイキングシューズというのを購入した。

 

これは、Xero Shoes Z-Ttrail EV Sandals というもの。街歩きにも使えるし、シャワーでも使えるのがいい。

 

 

そして、もう一つ。

足のマメ防止に、買ったのが五本指ソックス。毎日25キロくらい歩くので、足がかなりボロボロになるらしい。このソックスは、指同士が擦れないので、いいらしい。

 

他にも、ノースフェイスのショートパンツにもなるハイキングパンツ。

軽量のパタゴニアのフリース。

なども購入。

 

それから、これも今旅をしている人からのアドバイスで、Buen Camino と Camino Ninja という地図付きのAppをダウンロードした。

道に迷わないための地図として、そして旅の日程を組み立てるのに、役立ちそう。

 

そして、ロンドンの協会に連絡をとって、事前にピルグラムパスポートを送ってもらった。

 

 

他にも、飛行機のチケットをとったり、旅の計画を練ったり、準備することは沢山ある。

宿泊先の予約サイトは、全部スペイン語だったりするので、辞書のアプリを片手に奮闘している。

 

ベーシックなスペイン語を、少しだけれど以前勉強しておいたのが役に立ちそう。

実際に、使うことはあまり想像せずに勉強していたけれど、英語も結局中学生で習った基礎英語が最初は役に立ったから、スペイン語でもそれを期待しようと思う。

ボキャブラリーが、実際に使うことで身につくかも!

 

この旅は、一人旅だ。

どんな旅になるのか、あまり想像が出来ない。

ただ、何かが待っているような気がして、とてもワクワクしている。