7時間のハイキング | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

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2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

素晴らしい春の晴れの日曜。

朝は気温が2℃と寒かったけれど、空気が暖まることが予感されるような日差しだった。

今日は24キロのループのハイキングコースを歩く計画を立てた。

 

ジムというよりも、スパの方のみ利用することが多いので「健康ランド」とよんでいるジムに駐車をして、そこから歩き始めた。

今までと違うのは、今日は私は5キロほどの荷物を背負って歩いたこと。

バックパックに寝袋や、他の旅の道具を詰めて、水も持った。

 

 

地平線まで続く広大な農地。

 

 

たまに、車の通る道路を歩き、たまに、農地の真ん中を突っ切り、線路を横切ったり

して歩く。

 

 

ルートの中には、ローマンロードという、ローマ人が作った古い古い真っ直ぐな道もあった。

 

 

途中のコンビニで買った、サンドイッチ、エナジーバー、チップス、コーラ。それを、歩きながら食べたり、荷物を肩から降ろしてストレッチをしたりするときに、つまんだりした。

 

休憩に、草の上に腰を下ろすと、菫が咲いていた。

 

可愛らしさに、ホッとして、心が和む。

 

他に、心が和むのは、茅葺き屋根の家や風車小屋を眺めながら歩くとき。

 

 

それから、木の間のトンネルや、小川や池が現れると、木陰やセセラギに気持ちが落ち着く。

 

 

股関節がギシギシし始めて、お尻や腰が痛くなってきた。

一歩一歩、体のどこかが悲鳴をあげる。

でも、まだ半分しか来ていたい。ループの半分を歩かないと元の場所には戻れない。

何度か道を迷ったりもした。

 

狩猟のショットガンの音が聞こえてくる。

地平線まで誰も見えないこともある。

 

 

ちょっと不安になることもあるけれど、天気も良くて、風も柔らかで、とても気持ちの良い日。

8時過ぎに歩き始めて、スタート地点に戻ってきたのは午後の3時半だった。

 

車のトランクにバックパックをおろして、着替えやシャンプーの入ったバッグに持ち替えてジムに行った。ジャグジーで疲れた筋肉を緩めて、サウナやスチームバスで汗をかいて、疲れをとった。

ゴールをジムにしておいたのは大正解だった。

 

今、家に帰ってきて、夕ご飯作り。

オーブンをのぞいたり、食器を洗ったり、全て、呻きながら、へっぴり腰でやっている。

 

今夜はぐっすり眠れそうだ。