近所のパブへ | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

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2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

歩いていけるところに、雰囲気のいいパブがある生活って本当にいい。

 

土曜の午後、家族と散歩も兼ねて、そんな地元パブの一つに行ってきた。

川沿いにあるそのパブは、天気が良かったので、屋外のテーブル席はほとんど埋まっていて大盛況。でも、意外にも、室内はガラガラ。

私にとっては、少し肌寒い13度という気温は、イギリス人にとっては、外で過ごす最適の気温らしい。

 

フォートセイントジョージというこのパブは、16世紀からあるという。

この建物自体はどれくらい古いのか、わからないけれど、外から見ると、ドアとか屋根とかが曲がっちゃっていて、年季が入っている。

 

 

お店の人も気さくで、川や公園が眺められて、とても居心地の良いパブ。

 

 

ここのメニューのものは、大抵なんでも美味しい。

今日はハンバーガーとチキンウイングを頼んだ。

 

 

イギリスのパブのハンバーガーは、ジューシーで肉が美味しいので、もし、フィッシュアンドチップスの気分でもなく、パイの気分でもなかったら、ハンバーガーは、頼んで後悔はしない美味しさだと思う。

 

パブへの道の途中、普段と違う道を通ったら、こんなサインを見つけた。

 

ヘッジホッグハイウェイとある。

友達から、家から家へと塀の下を潜って移動するヘッジホッグをコミュニティで守るための地図があるという話を聞いたことがあるけれど、これも、そんな住民のヘッジホッグを保護する運動の一つなのだろう。

ここは(塀の下の穴)ヘッジホッグの通り道なので、ここを塞がないでね。というサインだ。

 

 

うちの庭にも、春先にヘッジホッグの休憩場と餌場を用意したのだけれど、夜行性のヘッジホッグがそこへきているのかわからないのと、餌が確実になくなっているのは、もしかしたら、何か他のもの(野鼠とか)が来ているのかもしれないと、空になった餌箱を見下ろしながら、朝、少々不安を感じることがある、、、。

 

夕陽が斜めに射す家の居間に腰を降ろしたら、なんだか、ウォーッ。ウォッ、ウォッ。ウォッ!

という規則性のあるざわめきが聞こえてくるような気がした。

確認するために窓を開けたら、家の前の公園の向こう側にあるサッカースタジアムから聞こえてくる応援歌だった。

ケンブリッジの地元サッカーチームのスタジアムが、そこにあるので、試合があると、そうやって盛り上がる歓声や歌声が響いてくるのに、最近気がついた。

 

目の前の川は、ボートの練習やレースで活気があるし、パブはみんな気持ちよさそうに日差しを浴びてビールを飲んで楽しそうだったし、サッカーゲームの観戦は盛り上がっているし、なんだか、ウキウキワクワクした気分が空気の中にあるような、そんな土曜日の午後だった。