街に用事があったので昼前に出かけた。
気温は20度。青空が広がり、気持ちの良い天気。
ついでに、ニールズヤードで買い物。以前、友達がくれたロールオンタイプのエッセンシャルオイルがとても良かったので、それを購入した。とってもお店の人の感じが良くて、おまけにマッサージオイルやらお茶やらをつけてくれた。
ケンブリッジの街は、青空を背景に、お伽話に出てくる中世の街並みのようで可愛らしい。
今日は、近所の人が美味しいと教えてくれたレストランにランチに行くことに決めていた。
キングストリートにある Yipee Noodle Bar というお店。
店の前に自転車が沢山駐車されているのは、とてもケンブリッジらしい風景。
(ケンブリッジはとても自転車の多い街)
メニューを見てみると、シンガポール、日本、タイ、中国など、いろんな国の料理があり
アジア風のなんちゃって料理なんじゃないかと軽く不安になる。
夫は、スパイシーポークヌードルスープというのを頼んだ。
スープはチキンスープ。麺は中太のラーメンの麺。
これが、美味しかった!
海の家とかで食べるような、ものすごくスタンダードなラーメン。或いは昔からある店の中華そば。のようだった。
イギリスで、日本のラーメン屋チェーン(一風堂とか金田家とか)以外の店で食べた中で一番日本のラーメンだった。ザーサイの細切りがのっていたのもよかったし、麺もスープも美味しかった。
私は、平日のランチメニューのB。スパイシーチキンの炒め物というのを注文した。
サイドに、ライスかヌードルかと聞かれたので、ヌードルを頼んだ。
チキンの他に、豆腐、ナス、ズッキーニ、ネギが入ったあんかけのような感じで、少し味が薄かったものの、熱々で、ナスの甘味、とろみ、そしてズッキーニの食感などが、ザ・中華という感じ。
麺には、シャキシャキのもやしが絡んで、箸が進む。
開店と同時に入ったので、がらんとしているけれど、店内はこんな感じ。
奥の厨房が、見えていて、ここで白衣に白い帽子のシェフたちが中華鍋を振って料理している。
活気があって、プロフェッショナルな雰囲気。
料理が出てくるまでが、すごく早かったのも、店内が清潔でシンプルなのも印象が良かった。
店は昼の12時から3時まで。そして夕方の5時から9時までが開店時間。
街のメインストリートから少し外れているものの、開店時間には、厨房でシェフたちが忙しそうに料理をし、人々が楽しそうに食事をしているのを、通りすがるたびに見ていたのだけれど、入ってみようと思わなかった。
それは、今まで、日本料理を出すという店で、怒りや脱力感を味わってきたからなのだ。
日本料理に限らず、タイ、ベトナム料理と称する、偽物に当たったことが何度かあって、金はいいから食欲を返して〜!と叫びたくなる経験をした私たちに、この店は、チャレンジだった。
でも、大満足。
今度はジャージャー麺とか、シーフードのあんかけヌードルとか食べてみたい。
また一つ、ケンブリッジで好きなレストランが増えた。また、訪れようと思う。