メドウにて | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

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2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

今暮らしているフラットの目の前にはケム川が流れていて、その向こう側にはメドウがある。そんなに大きくないのだけれど、子供たちが冒険をして、大人は釣りをし、犬を散歩する人、ピクニックする人、いつも人々の憩いの場所なのが、ベランダから見ているだけでもよくわかる。

 

今日は、天気が良かったので散歩に出かけてみた。

街の真ん中にほど近いのに、濃い草木の匂いがして、植物がのびのび育ち、トンボや蝶が飛びまわり、鳥の歌声がうるさいくらい。

 

 

ずっと曇り空だった空も今日はすっきりと晴れ。白い雲にうっとり。

 

 

川を覗き込んで、魚影を追ったり、ブラックベリーの花の盛りを見たり、白鳥と犬の喧嘩を見たりしながら、散歩する。

 

野原の草花を少しだけ、もらって帰ってきて飾ってみた。

 

可愛い。こういう小さな野の花をインク瓶にいけたようなのが、私には一番好きな花の飾り方かもしれない、、、。

 

インスタで毎日、更新している私の宝物なのだけれど、今日はガラスのキャンディージャーにしてみた。

 

今まで、こういう少し厚手のガラス容器は重たいし野暮ったいと思っていたのだけれど

意外といい。

かき氷用の氷のような、少し分厚い氷のような、ガラスの表情が、レトロな感じで繊細ではないのだけれど、いい感じの年のとり方で好きだなと思った。

チャリティストアで、なんと30pという値段だった。昨日買ったもの。

 

朝、起きると、今日の私の宝物は何を載せようかと、考えるようになった。

自分の宝物。

そんなものを探して、小さなものでも一つ、これが素敵に思えた。というものがあればなんでもいいのだと思う。

そんなものに、フォーカスをしてみると、ちょっと面白い。

 

使い古したタオルだっていい。昔から使っているマグカップだっていい。自分にとっての宝物を毎日一つ選ぶというのは、ちょっと面白いことだと思う。

 

こんな、家の目の前のメドウに心癒される日には、青い鳥はすぐ近くにいるということを他の人にも、そっと伝えたくなる。