「ソラからの彼女」完結によせて、あとがきのようなもの | TOMTOM日誌

TOMTOM日誌

シンガーソングライター♪本庄冬武のオープン日誌( ゚∀゚)






そんなわけで、





こちら、本日……



完結しました! 






先ずは黒木ちひろ楽曲「雫」をタイトルにしたかったけど、エンディングシーンを描写中、頭に浮かんでしまった楽曲が、CSN&Yの「Don,t say Good bye」だったし、このラストシーンを映像化するならと考えたら、この曲しかないと思ってしまいました(´^ω^`)ブフォwww。

なんていうか、ここ、明文化しちゃうのも粋じゃないんすけど、これ、じつは、すごく気をつけたことなんすけど、エンディングで、誰一人として「さよなら」と言ってない。言わせないこととも掛けた、んですよねー。






どの文豪が言ったかは忘れたけど、私の心のなかには侏儒が住んでる。なんて言い回しがありますよね。これはもれなくおれのなかにもあって、エヴァ初号機に似てるなんて言われる風体してますけど、実在の内面には、そんな、侏儒トムもいるよなーなんて、なんていうか、そこをもっと掘り下げたい、というか、向き合いたい、というか、そんな感じでこの作品を書ききった、みたいなとこあります。

でも所詮、小説、ですからね。おれのなかの煮え切らない部分は更に煮え切らないやつにして、読む人によっては、イライラするやつに、主人公は仕立てあげられたかもしれませんwそこは所謂、話をおもしろくするための「演出」ってやつでね、実在のおれはトオルよりもネアカです。多分。知らんけど(´^ω^`)ブフォwww

まあ、どのみち、これまで書いてきた作品のなかで、ここまで自分の内面と向き合った作品はないでしょう🤔

もはや、リアルでも作品内でもブログでも暴露ってますけど、そんなわけで、眠剤もらうために病院通ったりしてるんですけど、担当の先生曰く、人は「無意識領域の自我」みたいなものがあるのだそうです。そして、それが、おれの場合は、自分が思ってる以上に、「ひどく傷ついてる状態」なんだとも。これ、言われてもいまいちピンとこなかったとこもあったんですけど、今作は書いてるうちに、その「無意識領域の自我」の「傷」を自覚できた気がしてます。そういった意味でも、これを書けてよかったかなー、なんて。



てか、二次創作という名のほとんどオリジナルSFといってもいいんで、これを書いてたときは、そういう張り切った勢いもあって、すべてを明確に説明しようとしてましたね。けど、途中から、「あえて書かない」ってことの大事さもわかったような気がします。

っていうか、物語という世界ですけど、それって結局、登場人物のみんなの人生の一端を切り取ったにすぎないこととも思うんですよね。
その話自体は終わるかもしれないけど、実は、その後もその世界は在るって前提にした方がおもしろいし、後日談なんていくらでもある、みたいなふうにしたほうがおもしろい、っていうか。それと「あえて書かない」ってリンクしてるふうにも思います。

だから、「その後」の登場人物たちを、一番あれこれ想像しやすい感じに、今回が一番できたんじゃないかなーなんて。

てか、今作「ソラからの彼女」は、【「Evangelion Another Impact Vol.2」との、その間には、幾千枚もの合わせ鏡が折り重なったような果てにあるパラレルワールド】みたいな、厨二的裏設定がありまして、だからこその、


で、虚実は織り交ぜた上で、トオルを取り巻く登場人物たちには、二次世界では錚々たるキャラたちの一端をいろいろ重ね合わせたキャラばかりだったりもします。






フランとハルカが一番、公然もあれこれしてるし、わかる人にはわかる箇所多いと思うけど、まあ、単なるファンタジーにしたくなかったからってのもあんだけど、なんで音楽仲間である、黒木ちひろや、YASUAKI等をだしたのかにも理由があります。どんな考え、謎があるのか、とか、彼らを知ってて、二次にも造詣深い人は色々考察してみると楽しいかもです。そして、きっと本来のエヴァとは、父との確執を乗り越える男の話だったんでしょう。知らんけど。で、子どもの頃、親にあまりテレビ見せてもらえなかったにしろ、「ガンダム」より「ドラゴンボール」の方がむしろ好ましかったのが元来なのもありまして、ましてやいい年して「エヴァ」にハマったのは、ロボっぽくない、造形美もあったと思うんですよね。で、慧眼な読者の方には見抜かれたりしましたけど、そういう「成長譚」なら、ロボット(ひいては人造人間)要らなくね?人だけにフォーカスあてればよくね?って人知れず思ってた実験も、ここに結実したんじゃないかなあ。知らんけど。



冒頭を有名な和歌からはじめたのも、「エヴァ」の例の「薄い本」の流れからインスパイアされました。まあ、そこに、我が愛しの「めぞん一刻」の、おれなりの解釈もまぜこぜにできて、表現しきれたと思います。結構、達成感すごい。金にならねーけど(´^ω^`)ブフォwww




まあ、もし、映画化されることがあるなら、エンディングテーマはこいつで決まりでしょう(´^ω^`)ブフォwww てか、もし、エヴァの実写があんなら、ちーって、綾波演らしたら画になると思うよ(´^ω^`)ブフォwww


てか、今年は、これで音源、MV、小説完結までできましたー😫!これで、「ある意味で、おれのエヴァ」もほんとうに完結です!終わらせた自分を誉めたい!金にならんけど(´^ω^`)ブフォwww

最後に、最終話のタイトルは、「Over The Rainbow」にしようかとも思い、迷ってました。では、熱心に読んでくだすった方々、ご愛顧ありがとうございました!読んでない人は是非読んでね!


「歌詞&ソラかの流意訳」

Somewhere over the rainbow

Way up high

There,s a land that I heard of 

Once in a lullaby


Somewhere over the rainbow

Skies are blue

And the dreams that you dare to dream

Really do come true


Some day I,ll wish upon a star

And wake up where the clouds are far behind me

Where troubles melt like lemondrops

Away above the chimney tops

That,s where you,ll find me


Somewhere over the rainbow

Bluebirds fly

Birds fly over the rainbow

Why then, oh why can,t I?


虹の向こうの空高くにさ

むかし、子守唄で聞いた国があるんだよ


虹の向こうの空は青くてさ

キミが思い切って夢見たことも

ぜんぶ報われるんだ


いつの日か、ボクは星に願うよ

すると起きたころには 

雲なんてボクのはるか背中の向こう側

なやみごとなんてぜんぶ

レモンドロップのようにとけていて

そこで、キミはきっとボクを見つける


虹の向こうのどこか遠くに

青い鳥は飛んでいく

鳥は虹の彼方まで飛んでいくのに

ボクにできないことなんてあるのかい?





 
ま。ともかく今日は、いい気分😀