静かに注ぐ

木漏れ日のような光の中で
優しい光に包まれながら
呼吸してみる。。

そこは今まで
自分が来てはいけない場所なんじゃないかと
そう・・思っていた。

また恋をして
傷つくことも
誰かを傷つけることも

そんな事に自ら
背中を向けていたから・・

私の涙に
気がつかないふりをして
くるりと背中を向け
遙か前を歩くそんな愛よりも

いつも振り向いて
歩幅をあわせて
時に手を繋いで・・寄り添い
笑顔を向けてくれる

そんな木漏れ日みたいな愛に

包まれて
暫しまどろんで
羽を休めて

深呼吸

そんな柔らかな日差し
そんな場所が心地よくって

夢なら醒めないで・・とさえ想う。


優しい光の中で

今・・私は・・本当の笑顔でいられる




日々を過ごす中で

人は時に立ち止まり
涙し・・
どうしようも無い想いも
寂しくなるよな感情も・・

時に心に閉じ込めて

時に笑顔の日も
心が優しくなれるそんな日も
すべてを受け入れて
前に進んで歩いて行くもの。

そこにはそれぞれの
異なった人生がある。

自分の気持ちに正直に
ただまっすぐに
歩いて行けたのなら
それが一番幸せなのかもしれないね。

何が正しいとか正しくないとか
別にして、自分の心と向き合って
行く道を決めていく。

あなたは自分の気持ちに正直に生きていますか
自分の気持ちを否定することなく
哀しい時は哀しいと言えてますか?
心から笑顔で居られてますか?

歩きすぎて疲れちゃった時は
それぞれのサンクチュアリで心を癒す。

そこはお日様の光がまぶしい位に降り注ぐ場所だったり
ソラの青が心奪われる位綺麗だったり
沢山のお花が咲く野原だったり
静かな深い緑溢れる森だったり
風が爽やかな川辺だったり
青の濃淡、レースみたいな波が綺麗な海だったり

それぞれの癒しの場所。オアシス。

そんな場所で
飛び疲れた心を癒したら良い。
そこは愛に溢れ優しさにあふれた聖域。

誰も邪魔が出来ない場所。

ひとしきり羽を休めたのなら
また再び飛び立てば良い

その時はきっと飛びきりの笑顔で・・

あなたのサンクチュアリはどこですか?

たなびくような秋の細い雲を

見上げながら・・

君のちょっとはにかんだ笑顔を想い出していた。

今は僕も・・君も・・
他の誰かの為に微笑み

決してもう抱きあう事もない
そんな日々を過ごしている

ふと・・秋風に乗せて
君の気配を感じる

それだけで幸せなんだと思いたい。

その笑顔
ちょっぴり困った顔
泣き顔

想い出してそっと心を辿ってみる

他の誰かと別々の道を歩き出した僕等

今はほんの少し

もう少しだけ

君を感じていたい

夕暮れに消されぬように・・