猫とニュースと英語と -2ページ目

猫を捕まえようとして立ち往生した人の話

アメリカはミズーリ州でペットの猫が木の上で立ち往生したのを助けようとした人が、自分も立ち往生してしまって結局はしご車を呼ぶことに。

グレーのしましま猫を助けようとしたところ、ハシゴが短かったため、この人、ハシゴを降りて木に登ったところ、猫はさらに上に逃げてしまって、結局両方とも降りられなくなってしまいました。
見かねた家族が連絡し、無事に猫も人も助かりましたが、通常ハシゴ車は動物の救出には使われないそう。
でも、せっかく行ったことだし、とバケツを上げてみたところ、猫はとっても協力的だったとか。

なんにせよ、助かってよかったです。

原文はこちら⇒Would-be cat rescuer gets stuck up a tree from morningsun.net

サンプル文章↓
Since the ladder was too short, he climbed the tree to grab the cat, but the feline climbed even higher.

Since:理由のSinceで会話でよく使われます。

Grab:普段の会話でよく使われる単語。Grab a lunchとかささっと取る、みたいな感じです。

feline:猫科の動物ですが、同じ単語を繰り返すのが嫌いな英語では、猫という単語が連続するときに、代わりに使います。

ワシントンで再び話題となった猫

しばらく放置していたこのブログですが、最近なんとか心の温まるようなニュースが出てきたので再開することにしました。

今回は、アメリカからのお話。

クリントン大統領が飼っていた猫、ソックスくん。
覚えている方いらっしゃるでしょうか。

靴下履いたようなのでそんな名前なのですが、しばらく噂を聞いていなかったのが、オバマ次期大統領関連で再び話題にのぼるようになりました。

というのもクリントン大統領の個人秘書だったBetty Currieさんは、里親としてクリントン大統領からソックスくんを飼うことになりました。クリントン氏の退陣からこの方、ソックスくんのお世話をしているCurrieさん、バラク・オバマ次期大統領の共同議長であるJohn D. Podesta氏の秘書として働いていることから、ソックスくんも一緒にホワイトハウスに戻って来る!と話題になったようです。

ところが、悲しいことに今年19歳になるソックスくん、ガンにかかっていると診断されたそうです。
余命はもって数日から数週間、ということですが、少しでも長生きしてもらいたいものです。もちろん、苦しまずに、という条件はつきますが。


猫とニュースと英語と-ソックスクン1

元ネタはこちら

Clinton's secretary, cat back in Washington

今回取り上げるセンテンスはこちらです。

Socks has lived with Currie since the Clintons left the White House. The black-and-white cat didn't get along with the Clintons' dog, Buddy, and aggravated the president's allergies.

1)has lived ... since 基本的な現在完了形です。sinceの後は過去形になることをお忘れなく。
2)black-and-white 日本語とは順番が逆で、黒が先です。
3) get along with 仲良く暮らす、過ごす、やっていく、などという意味。誰かと横並び、というところからこういう意味になったと思われます。
4) aggravate 悪化させる。何かが悪くなる原因となる、ということで、この場合、クリントン元大統領のアレルギーがひどくなる原因となったのですね。

トムとジェリー

ネズミにとって猫は大敵ですが、ネズミはご近所に住んでいる猫のにおいを覚えているということがシドニー大学の研究で判明しました。



tom and jerry


ネズミは新しい猫のにおいとかぎわけができるのですが、これはネズミにとって死活問題。

猫の習慣、習性がわかるまでネズミは特別に警戒深くしており、すべてわかって初めて活動を始めるとか。

こうすることで、新しい猫の餌食になるのを防ぐそうです。


半年ほど前我が家の猫は2週間にわたりネズミを毎日捕まえてきていたのですが、あのねずみたちは学習する前に捕まってしまったのでしょうか、それとうちの猫が異常にすばやかったのでしょうか。

ネズミたちに質問してみたいものです。


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IN CARTOON world, Jerry got to know2) Tom very well. Now it seems that3) in the real world rodents can also get to know their local felines on an individual basis - the first time this has been observed in a prey animal4).


Iain McGregor and colleagues from the University of Sydney, Australia, found that rats would stop reacting5) to the6) smell of a cat that they had been exposed to7) repeatedly. Yet8) when they sniffed a new cat, the rats bolted back into their burrows and became extra9) vigilant.


Dissecting the rats' brains showed that the part that responds to cat pheromones became less active the more10) familiar they became with each cat. However, the brains of rats presented with the odour of a new cat became more active, confirming that the rodents reacted differently to the smells of individual cats (Neuroscience and Biobehavioral Reviews, vol 32, p 1209 ).


Being11) able to recognise individual predators would12) have real benefits for wild rodents, says McGregor. "Know thine enemy in order to survive," he says.


When a new cat moves into the neighbourhood, it is best for the rat to13) be extra vigilant and defensive for a while until it gets to know the cat's habits and the threat it poses14), McGregor says. "If you treat it exactly the same as the lazy old geriatric tom that has lived next door then you might become new cat lunch very quickly."


1) the new cat on the block: 昔New kids on the blockというグループがいましたが、それをもじったもので、ご近所に越してきた、という意味です。


2) get to know: 何かを知るようになる


3) it seems that: that以下のようにうかがわれる、見受けられる、など、確定していないけれどそのように思われることを示します。


4) a prey animal: preyは餌食ということなので、この場合ネズミを指しています。


5) stop reacting: stopの使い方。ingを後ろにとって、~することをやめる、という意味になります。stop toと間違いやすいので気をつけましょう。


6) the smell of a cat:猫は特定じゃないけれど、ある猫のにおいはその猫に特定なので、theになってます。


7) exposed to:さらされる、という意味ですが、必ずtoをとります。


8) yet:文頭に来て、「しかし」という意味になります。


9) extra: 余分な、余計な。映画のエキストラも主役とかメインの人たちじゃないからエキストラなんでしょう。


10) less the more: Lessの前にtheはついてませんが、the 比較級+the 比較級と同じ。~すればするほど、ますます~になる。


11) Being: 主語になってます。


12) would:研究において仮説について話しているので、仮定法が使われてます。


13) it is best for A toB: AにとってBするのが最上である、という基本。


14) pose:pose a threat/riskといった形で使われます。