メニエールかも知れないし、メニエールじゃないかも知れない | まのブログ

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理学療法士で、フルパワーで仕事、家事、育児をしていましたが、心身のバランスを崩して休職→退職。2年半の無職期間を経て、パートタイムで事務員として社会復帰しました。
あれこれぶつぶつと綴っています。

私が現在の状況に至った原因は、2021年4月に急激に体調を崩したことです。

それについては、この記事に詳しく書いています。 

経過を振り返る上で話がややこしくなるので、書かなかったことがあります。

それは、夜中にパニック発作を起こして完全にダメになる前の数日間に、何度も耳鼻科に通院したことです。


私は次男出産以降、疲れやストレスがたまると、めまいを起こすようになりました。

ふわふわめまいの強いのだったり、回転性のめまいだったり。

今でもたまに症状が出ますが、私はめまいの症状に対してトラウマというか、恐怖心があります。

だから、抗不安薬(アルプラゾラム)が手放せないのかも知れません。


2021年の時も、3月下旬からめまいと吐き気の症状がありました。市販の胃薬や、耳鼻科から頓服でもらっていためまい止めを飲んでも全く回復しませんでした。

2021.4.2(金)は、明らかに体調がおかしかった。私は訪問リハビリを担当していたのですが、そんな日に限って利用者さんが、「桜が見たいから外に連れて行って」と。

まじかよ…

ふわふわと雲の上を歩くような感じで、車椅子を押しました。(怖い!)


翌4.3(土)、休みだった私は朝から耳鼻科に行きました。とにかく、めまいの症状を何とかしてほしかったのです。

診察と聴力検査を受けると、「低音が聴こえにくいようなので、メニエールかも知れません」と。

メニエール?

で、メニエールに効くという、まっずい液状の薬を処方されました。

(ほんとにまずかった!我慢して飲んでいたけど、吐き気が増長されるのでやめました。)


4.4(日)、この日は朝から雨でした。

めまいでふらふらする中、新しい登校班で実際に歩いてみる、という行事に子供と参加しましたが、きつかった…。夕方近くになっても体調は変わらず。とにかく、次の日は仕事に行かなければ!と思っていた私は、救急外来に行って点滴(めまいと吐き気止め)をしてもらいました。

「この時期はめまいの人が多いんですよ。春先だからかな。今日、何人目かな?」

看護師さんが言いました。

結局、点滴をしても体調は改善しませんでした。


4.5(月)、弁当を作って仕事に行く準備はしましたが、全く仕事に行けるような体調じゃありません。仕方がないので、また耳鼻科に行くことにしました。運転中も何だかフワフワします。

耳鼻科では、待っているのもきつい(涙)

また聴力検査。狭い空間で長くて、辛かった。

で、言われたこと。

「聴力は悪くないですね。メニエールかも知れないし、メニエールじゃないかも知れません。」

「今日はめまいを抑える注射をしてみますか?これで良くならなければ…脳神経内科に行ってみてください。」


もう、耳鼻科の領域ではないということなんだな。パニック発作かも知れない。先生は言葉を選んでいる。

そう思いました。

私は、仕事に行ける体調じゃないので、診断書を書いてほしいと頼みました。

「分かりました。1週間くらいで書いておきますね。」と書いてくれました。


そうです。私は最初の診断書は、耳鼻科で書いてもらったのです。

耳鼻科の帰りに職場に寄って、上司に診断書を渡し、しばらく休むと言いました。結局、それが最後になりました。


そして、その日の夜中にパニック発作を起こし、4.6には精神科を受診して『うつ病』と診断されました。一気に動けなくなり、ほぼ寝たきりになりました。

何かがプツンと切れたような感じでした。


アルプラゾラムを処方され、半年以上ぶりにパロキセチンを飲むことになってしまいました。

やっぱり精神科だったんだ…

悲しい気持ちとほっとした気持ち、やっと休めるという気持ちが混ざって複雑でした。

ここから、辛い日々が始まったのです。


あれからまもなく2年です。