猫の種類と歴史 -3ページ目

セルカークレックス

最初のセルカークレックスは1987年、アメリカ、モンタナ州のシェリダンで生まれました。そして1988年7月にその猫とペルシャ猫と交配したところ、6匹の子猫が産まれ、その半分の3匹が巻き毛のコート、のこりの3匹が直毛でした。これによりブリーダーにより巻き毛のコートの新種の猫の開発がすすめられました。そしてDevon Rexという地方の名前とSelkirkという山と小川にちなんでSelkirk Rex(セルカーク レックス)という猫種名がつけられました。

ソマリ

ソマリはアビシニアンとバーマンとの交配でできた猫種で、1950年頃に、ロングヘアーでふわふわの毛を持ち、キツネのような尾を持ったアビシニアンの子猫が生まれた頃のアビシニアンのブリーディングプログラムから自然に生まれました。このような理由からか名前は、アビシニア(現在のエチオピア)の隣国のソマリアからソマリと名づけられたようです。起源がソマリアにあるわけではありません。

ターキッシュアンゴラ

ターキッシュアンゴラの名前はトルコのアンゴラ(現在のアンカラ)からきています。数千年前からいるようですが、いつ始まり、いつこのような長いコートと美しいルックスを持ったのか誰もしりません。ルイ15世、ルイ16世やマリーアントワネットはターキッシュアンゴラのファンでした。1700年代にターキッシュアンゴラがイングランドとフランスに輸入されると人気があがり、金持ちのステータスシンボルとして重んじられました。

ターキッシュバン

ターキッシュバンについての正確な歴史はわかっていません。伝説的には数千年の間トルコの湖、ヴァン湖に住んでいると言われますが、いつそこに来て、ターキッシュヴァンという名をつけられたかも確かではありません。この猫に非常によく似た猫の飾りがヴァン湖の周りの山岳地帯の古代の王国から見つけられていますが、もしそれがターキッシュヴァンならば紀元前5000年という、現存する猫の中でも、最も古い猫の1種ということになります。ターキッシュヴァンは1095年~1272年の間にヨーロッパにつれてこられたとされています。1955年頃にイギリス人によって繁殖プログラムが始まり1969年に現在のターキッシュヴァンになったようです。現在トルコ共和国における国宝であると考えられています。

デボンレックス

最初のデボンレックスは、1959年イギリスの南西にある、デボンのバックファストリーで、ミス・コックスが、野良猫がかなり変わった巻き毛の子猫を生んだのを発見したことからはじまります。最初はコーニッシュレックスと関係あるのではないかと思われましたが遺伝子構造が違うことがわかり、1967年、GCCF(the Governing Council of the Cat Fancy of Great Britain )はデボンレックスを承認しました。

トンキニーズ

トンキニーズは1950年代にアメリカとイギリスのブリーダー(繁殖者)がバーミーズとシャムの良いところを結びつけて人工的に作りあげたハイブリッド(混血)種です。しかしながらこのバーミーズとシャムは同じタイの猫なので、数百年間自然交配により存在していたという説もあります。(もちろん名前はトンキニーズではなく)。1800年代、イギリスのキャットショーに今日のトンキニーズに良く似た「チョコレートシャム」と呼ばれた猫が数匹展示されたようです。名前の由来は、トンキニーズが最初にカナダで確立されたとき、人間の混血を差別しないミュージカル「South Pacific」の中の島の名前Tonkaneseと命名されたのですが、その名前の由来を知らない人たちがバーミーズとシャムの原産国に関連した名前だろうと誤解しインドシナのTonkin地方と結び付けてしまいTonkineseと呼ばれるようになり1971年に正式にトンキニーズという種名になりました。もちろんインドシナのTonkin地方はトンキニーズとは関係ないようです。2001年よりハイブリッド(混血)種分類から純血種分類に変わっています。

ノルウェジァンフォレストキャット

ノルウェーでは、神話的に話されていてかなり昔からいる猫ですが正確な年代はわかっていません。元はスカンジナビアの森林に住んでいた猫です。1934年に初めてノルウェジァンフォレストキャットのクラブがつくられました。世界的に人気がある種類でかなりの国で飼われています。

バーマン

バーマンの起源はビルマ(現在のミャンマー)西部であるといわれています。また、バーマンとよく似たポイントのある猫が古代タイの文書に記録されています。しかし、現代、ヨーロッパで飼われているバーマンはシャム猫やペルシャ猫との混血と言われています。

ハバナブラウン

ハバナブラウンは起源はシャム猫と同じくらい古いとされていて1350年と1767年の間に書かれたイラストと記述に書かれていますがはっきりとした時代はわかっていません。1800年代にタイからイギリスに輸出された猫の中に茶色の猫がいて1888年のキャットショーで茶色の猫がチャンピォンになりました。その後シャムネコの人気により茶色の猫の関心は薄れましたが、1952年頃から5人のイギリス人の畜産家が シール・ポイントと チョコレートポイントの シャム猫、黒い ショートヘアーの猫、 ロシアンブルーとの交配により 単色の茶色をつくり1970年にイギリスでハバナという名がつけられました。

バリニーズ

バリニーズはシャム猫の異種交配で故意に作られたわけではなく1900年代前半に突然変異的にコートの長いシャムネコが生まれてしまいました。(はっきりした原因はわかっていません)。バリニーズはバリ島のカラフルで上品なダンサーの名をとって名づけられました。バリニーズはバリ島出身でありませんが、その名前にロマンチックな響きがあるということで名づけられました。