左手の手首付近の手の平を、カプッと噛まれたのが5日ほど前のこと。やっと腫れも引いて傷跡も目立たなくなってきたのですが・・・
昨日またまたやられてしまいました・゚・(。>д<。)・゚・
触らなければめったに傷ができることはないのですけどね。
めったに!!
そう、トムは何もしていないのに噛み付いてくることがあるのですよ。自分から寄ってきてガブッです。一昨日はふくらはぎを噛まれました。それもガウチョの中に頭をわざわざ突っ込んで!穴は開かなかったので可愛いガブです。痛いけどね。
猫に本気で噛まれたら病院へGO!
猫に噛まれるとたーいへんなことになります。本気のガブッで皮膚に穴が開いてしまうほど深く噛まれたらすぐに流水で傷口をがんがん洗いましょう。ばい菌を搾り出すつもりで!そして病院へ行きましょうね。
猫が毒をもっていて血清が必要とかいうことじゃなくて(^_^;)、口内のばい菌が傷口から全身にまわったらえらいことになります。お口の中はばい菌だらけです。これは犬や猫だけの話ではなくて、もちろん人間も同じです。
ちなみに、猫より人間の口の中のほうが細菌は多いそうです。ただ、歯の形状の違いで牙を持つ犬猫のほうが皮膚の奥深くまで侵入しやすいことから重症化することが多いのです。
猫の噛み傷が原因で起こる危険な病気は?
猫に本噛みされると大なり小なり腫れます。傷の深さや適切な応急措置をしたか、そのときの免疫力も関係しますが、ひどく化膿して1週間点滴に通った人も身近にいます。
噛み傷によって引き起こされる代表的な病気はこちらです。
- 猫ひっかき病
- パスツレラ症
- 破傷風
- 狂犬病
人と長く暮らした飼い猫であれば、パニックにでもならなければ本気で噛むことはあまりないと思います。あの!トムでさえぐっさり刺さるほどはやらかしません。
ただ、どんなに浅い傷でも血が出たらしつこく洗いましょう。お口のばい菌はあなどれません。ぷくーっと腫れて痛みが続くことが多いです。
さて、昨日の傷ですが、ひっかき傷です・・・多分・・・。
猫に引っかかれた時も洗いましょ
これは手首付近はトムの後ろ足でケリケリされたものです。もしかしたら、手の平のほうは歯かも・・・。皮膚が動く場所だけにここはやめて欲しい・・・。
1日経過した状態です。周りが少し腫れていますね。下手したら1日に数箇所ずつ傷が増えていくので、かなりしつこく洗う癖がついているのですが、それでも2~3日は赤く盛り上がっています。
通常はこのままかさぶたができて治っていきますが、稀に感染症が悪化してしまうこともあります。噛み傷でも紹介したように、猫ひっかき病などです。
猫ひっかき病は、感染症が悪化してリンパ節炎症を起こしてしまう病気です。リンパ節が腫れて痛みが出たり、発熱や倦怠感など全身症状が出ることもあります。
傷を負ってから時間を置いて症状が出てくることもあるので、感染症が原因だと気づかないことも多いです。普通はこれらの症状は自然に治っていきますが、ごく稀に脳症や意識障害を起こすなど重症化することもあるので、おかしいな、と思ったら病院へ!
なんかね、トムにガブッと齧られるのも、エイッとケリケリされるのも日常になっている我が家です。でも、気を抜くと処置が甘くなって感染症が悪化してしまう可能性があるので、こうして脳に上書きを繰り返しているのです。
トム、もうちょっと加減してくれ!!